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【日記】6月10日〜6月16日

6月10日
午前中に所長と課長と面談。
しばらく話し込んでから持ち場に戻るとちょうど水曜日のカンパネラ「エジソン」が流れていた。

さらに夏休みについて課長と話し合い。祝日と組み合わせて9連休になったことで当初の旅行計画をさらに拡大することにする。コロナ禍でずっと出来なかったライヴの遠征を久しぶりにガッツリやることになるので今から楽しみ。

定時まであと20分というところで元いた部署に残業について聞くとヘルプで入ってほしいとの返答。蒸し暑い中、残業時間を少しでも短くするために動き回る。結果的に1時間弱で終わる。

6月11日
朝から特殊な物ばかり流れて来て苦戦していると突然新卒さんが泣きながら自分の元へやって来た。今週末で退職する不思議キャラの事務員さんとちゃんと退職についての話が出来ないもどかしさを配送さんと話しているうちに泣いてしまったらしく、そのまま気づいたら自分のところに向かっていたという。
「眼赤いですか?腫れてませんか?」と言いつつ鼻にあてていたティッシュで豪快に鼻をかみ始める姿にツッコミを入れたら笑っていた。

台数を稼げなかったことに苛立ちながら残業時間は元いた部署に行く。相変わらずのんびり作業している人々を煽り前日より早くに終わらせる。

6月12日
前日の悔しさを胸に作業を始めるも何故か進みが遅く頭の上に「???」を浮かべる。
「なかなか上手くいかないな」などと思いながら作業しつつ定時をまもなく迎える頃、元いた部署に行くと今日は大丈夫とのこと。

定時で上がって"白州缶ハイボール"を買って帰宅。

6月13日
朝から新卒さんの不満を聞く。事務所の"テロリスト"の緩慢な仕事ぶりにいよいよ怒りを覚えていて自分が以前テロリストに対してよく叱っていたのをまたやってほしいと言われる。「ガツンと言ってくれたらスカッとするのになあ」と言う眼は本気の色だった。

朝からイレギュラーなことが多く現時点でいくつ終わらせたのか分からないまま進む。結局分からないまま定時を迎える。2日続けて元いた部署からのヘルプ要請はなかった。

ジンジャー・ルート来日公演決定のニュースを仲の良い音楽好きの配送さんに伝える。日程からして観に行けるのは連休中日の広島公演のみ。配送さんが「広島行っちゃうかあ」と言い出したので本気だったら乗っかるかもしれない。

6月14日
朝、週末に遠距離恋愛中の彼氏の元に母親と会いに行く新卒さんから「今回のお土産は何が良いですか?日本酒はたくさん見かけるけど、日本酒飲まないから違いますよね」と言われたので"エチゴビール"を所望したら買って来ます!とのこと。期待大。
逆に自分は来月夏休みを利用して旅に出るので大量にお土産を買っていつものお礼をしなくては。

事務所の不思議キャラさん最終日。夕方になると慌ただしくなるので早めにお別れのご挨拶をする。すると以前、自分がプライベートで着けている腕時計の話を聞いて吉祥寺にあるお店まで買いに行ったと聞く。部署が変わらなければ色んな話が出来たのにね。そんな切ないお別れになった。

"ファンキーフライデー"を聞きつつ平穏に作業をしながら進む金曜日。珍しく全員が定時上がり。

6月15日
朝から久しぶりにテレキャスのメンテナンスと弦交換をする。しばらく弾いていなかったので全く弾けなくて思わず笑う。こうやって何も考えずにポロポロ弾くのは楽しい。

昼に納豆めかぶ温玉丼を食べてからGREEN SPRINGSへ。トロンボーン奏者NAPPIさんのソロプロジェクト"Hainuwell"のフリーライヴを見る。今回はキーボードで西山小雨さんが参加しているのでどうしても見たかった。NAPPIさんも小雨さんも"笹口騒音オーケストラ"に参加しているので2人と初めて出会ったのはもう10年近く前のこと。

マルシェ会場の一番奥にある芝生広場に着くと既に音出しが始まっていて、総勢6人のメンバーが一斉に音を出すとかなりの迫力。一応アコースティック編成らしいけれど、出音が身体にズンズン響いてくる。最初は陽射しが強かったものの、途中から程よく翳って心地良い風が吹いて来た。

Hainuwellは休日の昼下がりにピッタリのピースフルなグッドミュージック。NAPPIさんが用意した真っ白な"音のキャンバス"の上にメンバーみんなが音を描いていくようで、芝生に座りながら彼らが奏でる素敵な音楽に耳を傾けていたら頭の中で様々な世界を旅するような気分になって何とも楽しいひと時。小雨さんの歌声を久しぶりに生で聴けたのも嬉しかった。前みたいにライヴを見る機会はなくなってしまったけれど、またいつか見られたら良いなと思う。

小雨さんだけが赤を身に纏い目立っていた

そのまま近くにあるニトリで夏用敷きパッドなどを買い込み帰宅。非現実と現実が行き交う緩やかな土曜日。

夜、季節外れの寄せ鍋を食べたり「ナンシー関のいた17年」を見たりする。

6月16日
アニメ「ラーメン赤猫」を見に近所の映画館へ行く。
先日コナン映画を見に行った際に予告を見て"猫が切り盛りするラーメン屋さんの話"という設定、さらに水曜日のカンパネラ「赤猫」が主題歌なのでずっと気になっていた。
どうやらまもなく放送開始になるテレビアニメシリーズ3話分を先行上映したものらしく、2週間限定上映とのこと。何の予備知識もなかったけれど予想より面白くてストーリーの先が気になってしまった。
「うちのラーメンはネギ使わないんだ。猫が食べたら場合によっては死ぬからね。あと、塩とか醤油も猫にはダメだからスープの味見もあんまりしたことないよ」という文蔵さんの言葉に思わず笑う。猫好きだったり飼ったことがある人にこそ届くような気がする。

1時間ほどの上映時間だったので終わってこのまま帰るのも何だか惜しいので出かける。ふと思い立って新宿マルイメンで開催中の"パークマンサーPOP UP SHOP"に行ってみる。軟式globeとして「学校へ行こう」に出ていた頃はパーク氏のネタでよく笑っていた。決して広くはないスペースにこれでもかとばかりに陳列された品々とネタを知ってる人には刺さるであろう年表に笑う。数あるグッズの中から"パークマンサー"の名前が刻まれたお箸を購入。

"5歳まで馬に育てられた"ことも書いてある

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