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数学も音楽も芸術もカオスから生まれる~中島さち子プロデューサーのクラゲ館~

1996年、インド。17歳の中島さち子さんは、世界中の高校生らが数学の超難問に挑む国際数学オリンピックインド大会で、日本人女性初の金メダルを獲得しました。金メダル獲得者の中には、その後に数学界のノーベル賞「フィールズ賞」を受賞したり、世紀の難問「ポアンカレ予想」を解いたりした人もいます。

中島さんの興味は数学だけにはとどまらず、ジャズピアニスト教育専門家など多様な肩書を持ちます。万博で手がけるテーマパビリオンは「いのちの遊び場 クラゲ館」。海で刺されると痛いアイツです。クラゲには脳も心臓もないそうです!それなのに毒を持つなんて、不思議ですね。パビリオンでは、クラゲは揺らぎや原始的なものの象徴として、膜のように全体を覆う屋根となります。内部では、五感を刺激する遊具や世界各地の音楽に触れられます。「素数音頭」なんてものも体験できるかも?

(冒頭の画像とともにⓒsteAm Inc. & Tetsuo Kobori Architects All Rights Reserved)

数学も音楽も芸術も全部ごちゃ混ぜ、カオスこそが面白い!10代の夏、インドで多様な文化と人種に触れた衝撃は、いまも中島さんの創造力の源泉となっています。2025年、多様な文化と人種が集う大阪で、理系のアナタも文系のアナタも彼女の頭の中を覗いてみませんか?(丸)

中島さち子さん(中央)

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