マガジンのカバー画像

車イスのパリ日記

4
脚が不自由なデザイナーがパリで暮らすようになったいきさつと日々について書いています。
運営しているクリエイター

2020年2月の記事一覧

フランスの会社でカルチャーショック

フランスの会社でカルチャーショック

こうしてパリでの仕事生活がスタートした。
会社へはアパートから彼女に車イスを押してもらって徒歩12〜15分くらい。

911の直後だったため、オフィスビルへの出入りは警戒厳重で、屈強そうな警備員が睨みを効かせていた。
なぜなら、もしもニューヨークと同様のテロでパリが狙われるとしたらターゲットはここだよねと誰もが思う、モンパルナスタワーと繋がったオフィスビルだったからで、建築規制の厳しいパリ市内で数

もっとみる