見出し画像

旅や出張時の「移動」をもう少し地球に優しくエシカルにしてみたくて調べてみた

地球にやさしいせいかつ目指して、自分のペースで移行する日々。

今日は「旅」「出張」についてです。鹿児島に移住して、未だに東京と行き来してお仕事をさせていただいたりしているのですが、この「移動」ってもっとよい形になれないかな?と考えて調べてみました。

2020年1~3月にアイルランドにいる間、何回も飛行機に乗ってヨーロッパに旅行に行きました。その時に飛行機を予約するたびに、完了画面に「あなたは●●kgのCO2の削減に貢献しました!」という文字が出てくるので、何かなと思ったら、どうやら「カーボンオフセットの飛行機」だったようで。環境問題を意識して、CO2排出に配慮した取り組みをしている航空会社を使うのは、少し罪意識が軽くなるいい取り組みだなと思いました。

じゃあ、他に、少しでも良くなる仕組みはないんだろうか?調べてみました。

Flight Shame(飛び恥)

ヨーロッパでは、飛行機の利用そのものに対して疑問を抱く人が増えていて、「Flight Shame」、つまり飛び恥という言葉を使う人が増えてきているそうです。確かに、陸続きのヨーロッパで飛行機がんがん使うのはね。ユーロスターとかもあるのに。

さらに、燃料だけでなく、機内から出るゴミも問題視されているようで。

こうしたことを受けて、
オーストラリアのカンタス航空は「ごみゼロ」民間飛行機を開始、機内で出た廃棄物は全てリサイクルや再利用、または肥料として転用。
フランスのエール・フランス航空は脱プラを目指し紙製のカップや生物原料の食器、木製のマドラーなどを使用。
スペインのイベリア航空は「機内ごみゼロ」計画をローンチして、ごみの仕切り付きカートを導入。
アメリカではアラスカ航空が埋められて処理される廃棄物の量を、乗客1人あたり70%削減するステートメント、ユナイテッド航空が「航空史上、最もエコフレンドリーな旅客機便」を計画、JetBlueは機内でのリサイクル計画を施行、アメリカン航空はストローを竹製のマドラーに変更。
とまあ、世界各所で動きがあるようです。

たしかに、エールフランス乗った時とKLMオランダ航空乗った時紙コップに再生紙ですとか、機内の案内の各所にリサイクルの旨が記載されていて感動したな…

ちなみに日本はJALがフードロス対策で機内食が不要な場合のスキップサービスがあるそう。ANAはNPOのセカンドハーベストジャパンに寄付しているよう。

可能な限り自分が出すごみを減らす意識を持つことは大切だなと思いました。


新幹線はCO2排出量が少ない?

ということで、島国日本が海外に行く時は航空会社を選んだり、機内での自分の過ごし方を意識するとして、国内での出張や旅ではどうするともっとよいのか。JR東海さんの参考になるサイトを発見しました。

画像1

温室効果ガスの中でも特にCO₂が地球温暖化に与える影響が大きいと考えられていますが、鉄道は国内全体の旅客輸送量のうち30%を担っているにもかかわらず、CO₂排出量では7%を占めるにすぎません。
走行抵抗の低減、車両の軽量化、LED照明の導入―
新幹線でも、在来線でも、今よりももっと省エネルギーな新型車両の開発を進めています。

詳しくは、このサイトが本当にわかりやすいし細かく説明してくださっているので見ていただきたいのですが、感想、国内を移動するなら新幹線が良くないか?と思いました。

JR東日本は「ゼロカーボン・チャレンジ2050」を策定し、2050年度のCO2排出量「実質ゼロ」に挑戦。JR西日本も「JR西日本グループ中期経営計画2022」に環境目標が定められていて、イノベーション本部長さん曰く「地球環境への負荷が少ない鉄道をより多くのお客様に選択いただくことで、交通ネットワーク全体のCO2排出量の削減に貢献できる強みがあります」とのこと。JR九州もちょっと遅れてる印象がありますがCO2排出削減等取り組んでいく表明をしています。

国内は新幹線、離島と海外は飛行機。値段のことを考えなければ…ありですね。

もしかしたら飛行機よりも時間がかかってしまうかもしれませんが、車窓の景色を楽しみながら移動するのも良しだし、WiFiが通ってる新幹線もあるので飛行機と同じように仕事もできますし、こっちでも全然いいじゃないか、と思うようになりました。今まで飛行機の「直行便」という言葉にどれだけ思考が傾いていたか気づかされました。


でもやっぱり飛行機…

さて、仕事で2回福岡に行く機会があり、確かにその時には飛行機よりも九州新幹線で行くことの便利さに魅了され、今後鹿児島⇔福岡は新幹線で行くー!と心に決めたのですが。

やっぱり東京までは、飛行機の方がタイムイズマネー…

さらに、この場でいうのもあれですが、今現在おつきあいしている相手は現在パイロット目指してアメリカにて訓練中で、これからどっぷり航空業界に入る予定の方。航空業界も地球に優しくなれるように試行錯誤しているわけで、思いっきり否定することは私にはできない…←

ということで、飛行機に乗るときにでも自分にできる、少しでも地球に優しいことを考えてみました。というか実行してみたものをまとめます。

・空港までは公共交通機関を使う。
鹿児島空港から鹿児島市内(天文館エリアなど)までは、空港バスが走っています。結構本数も多く、最近は満員で乗れなくて次に…ということもないので時間に余裕をもって利用すれば問題なし。

・チケットはペーパーレスに。
アイルランドに留学する前までは謎に心配性でネットで予約しても航空券を紙に印刷して持ち歩いていた自分。アイルランドで旅をしまくった経験から自信を持ち、AppleWalletに登録して、完全にペーパーレスになりました。

・機内でもらうドリンクのプラ蓋を断る!
究極、ドリンクいただくの断ってもいいかもです。最近乗った飛行機でいただいたドリンクは、FSC認証のマークが紙コップについていなかったので、エコな紙コップでないかもしれないので。

・トランク・キャリーバッグは買わないでレンタルしよう
私は楽天に出店されているお店でレンタルをしたことがあります。楽天のスーパーセールなどとかぶせて予約しておくと、ちょっと安く(かつポイントがついて)レンタルできるのでお得です。笑 大容量のサイズはめったに使わないのに持っておくのも家でも邪魔なだけですし、おすすめです。

ちなみに英語ですが、「Sustainable」「Eco-Friendly」な「Luggage Brands」で調べててみると、パタゴニアはじめ、欧米のブランドをいくつか知ることができます。実際に買うとなったら、ここらへんから考えてみようかな…

・空港で利用するお店はエシカルに取り組むお店にしよう
登場を待っている間に利用するお店として、フェアトレードのコーヒーを提供するスターバックスなど、空港内にあるお店でもサステイナブル・地球に優しいお店は増えてきているはず。残念ながら鹿児島にはスタバはなく、おしゃれなカフェもプラカップでの提供のみなので、マイボトルにお願いするか利用しないかの2択を意識するようにしました。

一方東京・羽田空港には、21年2月にオーガニック&ビーガンのカフェCHAYAがオープン。3月に早速利用しました。伊勢丹羽田ストアの中にあります。

画像2

画像3

画像4

有機ドリンクの提供や、上記の写真のようにプラストロー提供をやめ代替品を利用していたりと、取り組みも素敵。奥にはイートインスペースもあります。そして何より店員さんが皆さんフレンドリーで優しかった…!外国人のお客さんの通訳をしたらお礼にとサイズアップ無料にしてくれた…←

・宿泊先をエコ・エシカルなところを選ぶようにする!
こちらに関しては、実際に試してみようと思うので、試すことがあったら、別のnoteでまとめてみようと思います。エシカルホテルとかが話題になってるので、調べてみて、お金に余裕があったら泊ってみたい。←


結局一人の人間が意識していることなので、飛行機が排出するCO2と比べたら全く相殺できていない行動量かもしれませんが、これから日本の航空業界も海外のようにより地球に優しい行動をとっていくことを信じて今自分にできることをしていきたいと思います。そして、使える時は、新幹線を…←


これからも少しずつ、一歩ずつ進んでいきます。


---

カバーの写真はUnsplashからKevin Woblickさんのお写真を拝借しました!






こんな私ですが、ぜひサポートお願いします。 いただいたサポートは、自分に沢山の学びと気付きの機会を与えてくれた人や団体、そして社会に還元していきたいです。