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KXの週刊ビジネス日記第1号:マイナ保険証は前途多難な理由、グーグルスマートウォッチ初登場、NY株式市場は大幅反発、円安ドル高傾向は継続、なかなか痩せられない理由

-週刊ビジネス日記
- 2022年10月16日第1号
-マイナ保険証は前途多難な理由
-念願のグーグルスマートウォッチ初登場
-NY株式市場は大幅反発、円安ドル高傾向は継続
-なかなか痩せられない理由
 
・マイナ保険証はDX化を促進する起爆剤となりうるか?
 現行の健康保険証を2024年秋にも廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替えると10月13日政府が発表した。事実状のマイナンバーカード義務化となる。日本ではIDカード(身分証)がなく運転免許証、パスポート、健康保険証が替わりに使われていたが、事実上マイナンバーカードがIDになる。マイナンバーカードと一本化されることで個人情報の漏洩が危惧されていることや当初は任意としながら、国会での議論や審議がなく実質義務化となったプロセスにも国民の不満が集まっているため普及が進まない。運転免許証との連携も検討されているが今回は先送りされそうだ。
マイナ保険証によって役所で発行していた住民票などの手続きは不要となり、コンビニで発行できる。例えば石川県加賀市では人間ドックの助成金申請はオンラインで実施となる。これまでの行政サービスがスマホ一つで操作できるようになる。マイナ保険証では電子カルテ、病気履歴、お薬手帳の情報が紐づくため病院と連携出来れば、煩わしい手続きは大幅に軽減される。マイナ保険証は国民からの信頼性が低いため普及が進まない。マイナンバーカードが健康保険証、運転免許証などが一つになることの便益が享受されるまでには時間がかかる。一度、便利を味わうと元には戻れないが、現状のやり方を変えたくない方が強い。マイナ保険証によるDX化よりも国民との信頼性を勝ち得る方が先決のようだ。
 
・グーグルのスマートウォッチ初登場
グーグルがスマートウォッチ向けOS「Android Wear」を発表してから約10年、ついにグーグル初のスマートウォッチが登場した。その名も「Pixel Watch」である。Pixel Watchの販売は、9つの国と地域に限定される。販売される地域は米国、カナダ、アイルランド、英国、フランス、ドイツ、日本、オーストラリア、台湾だが、 これらはグーグルがスマートフォンで成功を収めている市場である。いまのところPixel Watchは、競合製品に追い付こうとしている段階にあるように感じられる。競合製品に差をつけるような決定的な機能は搭載していない。優れたデザイン性、長時間バッテリーがAndroidユーザーに受けいれられるか楽しみなところである。
 
今週の市場トレンド
◆ダウ平均: 29634.83 -403.89 -1.34%
◆S&P500: 3583.07 -86.84 -2.37%
◆NASDAQ: 10321.39 -327.76 -3.08%
 
 14日のNY株式相場は大幅反落。大手金融機関の決算がおおむね良好な結果となり、上昇してスタートしたものの10月ミシガン大1年先期待インフレ率速報値が前月から伸びが加速したことで、積極的な金融引き締めへの警戒感が強まった。前日に827ドル高と大幅反発したダウ平均は403.89ドル安(-1.34%)と大幅反落し、S&P500も前日の2.60%高から2.37%安と反落。ハイテク株主体のナスダック総合は前日の2.23%高から3.08%安と大幅反落し、年初来安値を更新した。米10年債利回りは前日の3.95%台から一時4.03%台まで上昇し、4.02%台で終了した。週間では、ダウ平均が338.04ドル高(+1.15%)と2週続伸となったが、S&P500が1.55%安、ナスダック総合が3.11%安と反落した。
 外国為替市場の円相場が一時1ドル=148円台後半まで急落したことについて政府・日銀は9月に円買いドル売りの為替介入を実施したが、その後も円安が加速しており再度の介入も辞さない姿勢を改めて示した。今後の政府・日銀の動向に注目が集まる。
  
KXのお悩みQ&Aコーナー
 友人からなかなか痩せられないとの相談を何度か受けたことがある。なぜ痩せたいかというと海に行って自分の身体を見てガッカリしたそうだ。痩せたい理由はさまざまだが、カッコいい、キレイになりたいという願望がある。単純に体重を落とすのであれば基礎代謝(消費カロリー)よりも摂取カロリーを少なくして、適度な有酸素運動をすれば良い。体重が増加するのは基礎代謝よりも摂取カロリーの方が上回っているためである。有酸素運動は目安としては心拍数110-120bpmで20分~30分程度を歩くと良い。ジムなどでトレッドミルを使う場合は傾斜をつけると時間が短縮されて効果的にできる。頻度は出来れば週3~5回はしてほしい。わざわざジムに行かなくても最寄り駅、オフィスまでを歩くだけでも十分に効果はある。
 有酸素運動だけでは脂肪と筋肉の両方が落ちてしまい、基礎代謝も落ちてしまうため結果的に痩せづらい身体になる。そのため無酸素運動をして筋肉をつけることで基礎代謝を上げることで効果的に痩せることが出来る。無酸素運動では自重での腕立て、腹筋、スクワットがあるが筋肉を増やすという観点からは効果的ではない。筋肉を増やすには負荷をかけてレップ数(回数)、セット数を決めて行うと良い。BIG3といわれるベンチプレス、デッドリフト、スクワットがある。いずれもフリーウェイトで高重量が扱えて筋肉を増やす目的において効果的である。筋肉トレーニングについてはまた別の機会で紹介したい。

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