『響け!ユーフォニアム3』9話所感。あと凹む久美子と怒れる麗奈と「?」の滝先生の事とか。
(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちはカエルです!
このnoteはネタバレと考察満載です!
ご注意を!
いつものように、『響け!ユーフォニアム3』9話の所感やら考察のような何かやら、つらつらと書いていったり、見所さんにスポットを当てたりしてみようと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<きっと新たな発見なんかがあったりするかもしれませんので。
❑「これで全ての発表が終わりました」
(蛙๑╹ω╹๑ )<人の心とかないんか??
「音を楽しむと書いて音楽」
本当に解ってる?
はしもっちゃんがわざわざ言葉にした意味。滝くん本当に解ってるぅ?
❑『北宇治吹奏楽全員』が選んだ結果だぞ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<伏せがちに退出する、コンクールメンバーを外れた北宇治吹奏楽部部員たち。
奏でさえ、切り替える一瞬に影が落ちる。
(蛙๑╹ω╹๑ )<さっちゃんは喜んで良い。良かったねぇ。
釜谷すずめは顔見せろ。喜んでんのかお前おい。(結局、合宿3日目ですずめが映る事はなく、眼鏡3本目の有無の真相は闇に葬られた)
さておき。
ユーフォパートが1人減ったことで、チューバパートが1人増えて、低音パートの音量の厚みはさらに増したね。
後藤先輩が抜けた穴を埋めるにはこれで足りるという事なのかな。
そして、黒江真由というユーフォ強者が北宇治に来た事でこれまで3人体制だったユーフォニアムは2人でも十分な音になったって事なのかな。
あすか先輩+久美子(一年)
↓
夏紀パイセン+久美子(二年)+奏
↓
久美子(三年)+真由+奏《府大会時》
↓
真由(ソリ)+久美子《関西大会時》←今ここ
奏が居なくても、ユーフォは十分演奏を見せれるから、強化したいチューバの低音を人数マシマシでさらに聴かせるって流れなんだね。
これが全国金賞を獲る為に北宇治吹奏楽部が全員で選んだ1つの結果だね。
(蛙๑╹ω╹๑ )<久美子が言う「本気で全国金賞を目指す」という事。
❑チューニング
(蛙๑╹ω╹๑ )<同調……。
これって……滝先生に心酔する麗奈の揶揄……って事……?
『調律』の9話ではなく「調律が乱れた9話」だった訳だけれど。
まさにちぐはぐチューニングであり、噛み合わない波長って感じ。
(蛙๑╹ω╹๑ )<3話ぶりに、麗奈の高圧的なコミュニケーションが見れたね。
Twitterとかでも、そして麗奈の中の人のコメントでも、「これは麗奈ヤバいわ……」って流れ。
❑芸が細かい。誰だ、手を抜かない奴は。
(蛙*^ω^*)<これまでのアニメ史において、これほどまでに蝉が羽ばたく瞬間の作画にこだわったアニメーターがいただろうか。
いるかもしれない。
でも現代アニメでやることじゃあない。
もっと力を入れる「萌え」とか「燃え」の瞬間があるはず。
でもこだわりが手に取るように解るからこそ、評価される作品、アニメーター、制作会社があるんだよなあ。
京都アニメーションっていうんですけど。
❑田園美しい……。背景美術さんありがとう。
(蛙๑╹ω╹๑ )<昨今のアニメは軒並み背景が美しいけれど、やっぱり美しい舞台が整ってこそ物語がスムーズに進むってのはあるよね。
もっと視聴者は背景美術の事に触れていいんじゃないかな。
舞台装置が正しく機能してるのは大事な事だ。
❑久美子(の中の人)の演技
(蛙๑╹ω╹๑ )<今期、湿度が高いよね?
ねちょっとしてると言うか。もったりとゆっくりとした調子と言うか。8話の脱衣所での黒江真由との会話の時もそうだったし。
『建前』で話す時はそう演技してるって事かね?
その見方で1話から見返したらそうなってるかも。
久美子の中の人である黒沢ともよさんは舞台役者でもあります。
『響け!ユーフォニアム1期』から既に9年。
その演技力にはますます磨きがかかっているので、その演技力で分かりやすい調子を変えてるのも、これまた視聴者によく分かる。
黒江真由以外の低音パートメンバーと話す時、麗奈や家族と話す時ともまた違う、外面で話している時の違和感ある話し口調が今回も際立ってた。
❑「落ちた事実は、事実としてあるわけですから」
(蛙๑╹ω╹๑ )<なぐさめてほしい奏(ソリから外された久美子を慰めに来た奏)に軽口で話す久美子。
奏が久美子のメンターになってるの面白いな。
『誓いのフィナーレ』では問題児だったのにね。
□「私、今年の滝先生はなんか判断基準がブレている気がするんです。ソリにしてもそうでしょう?久美子先輩と黒江先輩、力量にほとんど差はないです」
「府大会から今までで、明確な差が生まれたと?!」
(蛙๑╹ω╹๑ )<滝先生への、三年生の盲信(妄信)を指摘する奏。
府大会オーディションでみっちゃんが言ってた事をリフレインさせてるんだね。
(蛙๑╹ω╹๑ )<ちなみに6話時点では久美子は
「滝先生は常に全体を見てどうすれば良い演奏になるか考えてると思う。私はその判断を信じるべきだと思ってる」
とみっちゃんに答えていたけれど。
みっちゃんよりさらに身近で聡い奏にも指摘された事で、否が応でも滝先生の判断や考え方を疑わざるをえない状況に陥ってる。
と、いう事で、後半のアレに繋がっていく訳ですね。
❑いやぁ、それにしても本当に作画細かいし3期の葉月可愛い。
(蛙*^ω^*)<うん!カワイイ!!
これ以上に言う事は無い!!
ありがとう京アニ!
3期で葉月と緑のこと、もっと好きになった!!
❑お? 夫婦喧嘩かな?
(蛙๑╹ω╹๑ )<遂に……始まるのか(ゴクリ)
それにしても2人、いつもより距離がありますね?
(蛙๑╹ω╹๑ )<麗奈は慰めたりしませんね!
滝先生の判断はいつでも正しいからね!
だから慰めるような事じゃないんだよね!
正しい判断だから、久美子は悲しまなくて良いんだよね!
(蛙๑╹ω╹๑ )<奏は、久美子と黒江真由の力量差はほとんど無い、滝先生の判断基準がブレてるって、客観的に見て、その上で久美子先輩を慰めに来てましたけどね!!
(蛙๑╹ω╹๑ )<あっ……!今この場所で滝先生の判断を疑うようなワードは……!
□「ドラムメジャーとして見過ごす訳にはいかない」
(蛙๑╹ω╹๑ )<で、後輩にキレて22時に呼び出した麗奈ね。恐いね?
22時に恐い先輩に呼び出されて確実に滝先生の事で説教(という名の洗脳)されるなんて恐怖しかないね?
さて、
前回もチラッと書いた『ドラム・メジャー:Drum major』の役割について。
麗奈が担当しているドラムメジャーというポジションの起源は中世ヨーロッパの軍楽隊を束ねる「鼓隊長」であり、現代ではマーチングバンドの指揮者、バンド全体のリーダーのことを言います。
滝先生は総指揮。
ちなみにオーケストラなどの指揮者の事は『コンダクター:Conductor』と呼びます。
総指揮の滝先生と、バンドリーダーの麗奈。
二人の指揮者が演奏をリードする立場にいるって事ですね。
つまり、久美子は部のまとめ役であって、演奏について方向性を決定したり、演奏にあれこれ口出しするのは2人の指揮者の領分。
部長は、部員を指揮者の方向性に沿うようにサポートするのが役割って感じになりますね。
というのはあらかじめ知っておきたいポイント。
(蛙๑╹ω╹๑ )<そうかな……? そうかも。
(蛙๑╹ω╹๑ )<そうかな……? ……そうかも。
❑あ、サボテンだ(久美子のTシャツ)
(蛙๑╹ω╹๑ )<いわゆる『ハナサボテン』と総称される、花が咲くサボテン。
色んな種類があります。
(蛙๑╹ω╹๑ )<久美子って部屋で『ユーフォルビア』育ててるし、シンプルにサボテン種が好きなんだな。
(蛙๑╹ω╹๑ )<久美子たちに相応しい花言葉だねー
❑お? 浮気現場かな?
(蛙๑╹ω╹๑ )<久美子より久美子のソリ落ちにイラだってる塚本。
□「👉 副 部 長 な ん だ か らっ!」
(蛙๑╹ω╹๑ )<そんな塚本に説教かまして、ちょっと調子を取り戻す久美子。
……夫婦(久美子と麗奈)より火遊び(塚本)の方が癒される事もある……って事!?
「真由ちゃんの方が上手かったからこうなったんでしょ。私は納得してるよ」
自分よりキレてる人がいると逆に冷静になれる。みたいな。
久美子は、家族とか友達、そして恋人にも恵まれてるんだよなあ。
❑「…! ……ッ!!」 (今週のベストショット)
(蛙๑╹ω╹๑ )<『息の演技』〜〜〜!!!!!!
カエルが好きな、声優さんの実力が垣間見える瞬間です。
以前、滝先生役である櫻井孝宏さんが、「演技力が高い人は息の演技が上手い。息で感情を表現する」という感じの事を動画でおっしゃってたんですが(元の動画が見つからなかった)、本当にその通りで。
この瞬間の麗奈は「…ッ!!」と鼻で吸い込む音だけで演技をしてますよね。
「怒り」かな、「呆れ」かな。
塚本の態度に苛立ちを覚えているのは確か。
□「久美子はどう思うの」
(蛙๑╹ω╹๑ )<って投げかけられた時の久美子の瞳の動き細けぇ〜!
(蛙๑╹ω╹๑ )<こんだけアップにしても、動画と違って判別出来ないくらい細かく瞳が『← ↘︎』って動いてる。
辛うじて2枚目と3枚目は違うなって判るくらいか。
もっかいココの久美子の目に注目してほしい〜!
人間の感情による瞳の動き追究してる〜。
凄すぎ好き。
っていう、9話のベストショット。
という部分と、パーリー会議で散々滝先生のやり方と部の現状についてパートリーダー各位から上がってきた苦言に納得いかない滝教の盲信者麗奈が憤懣遣る方無さを隠さないシーン。
久美子すら、もはや滝先生を庇いきれないし、自分の心を上手く隠せない。
で、思わず逃げる麗奈。
❑『部長』は『Conductor』と『Drum major』に盲目的に従うべきだったのか?
(蛙๑╹ω╹๑ )<麗奈が逃げた後、コンビニで緑と葉月の滝先生の方針に対する苦言(葉月は実力主義肯定派)のやり取りをさらに聞かされる麗奈。
同僚(緑)の諫言や久美子の言から逃げる(耳を塞ぐ)麗奈。
久美子にだけラインでメッセージを送りその場を去る。
葉月は、三年生にしてようやくコンクールメンバーに選ばれた事に誇りがあるんだよね。
それが「実は実力そこそこだけど三年だから」で選ばれたとしたら、これ以上ない屈辱。
だから、実力主義を貫いてほしいんだよね。
そうでなければ悲し過ぎる。
で、とうとう本心の曝け出し合いになった久美子と麗奈。
(蛙๑╹ω╹๑ )<この麗奈の表情こわすぎんだろ……。
何が正しい。どんなやり方が全国金に最善。とかは置いといて。
カエル的には、演奏の導き手である滝先生と麗奈、部の導き手である久美子、この3人がミーティングしてないのが根本的な問題だと思ってる。
特に久美子が滝先生の方向性を知らない/認知してない、から問題だと思う。
ま、それは次回明らかになるのだろうから良しとして。
全国金賞を獲る。獲りたい。
目的と意思が同じなのにも関わらず、方向性と手法が共通認識でないから、結果(演奏の成長)と人心(部員のモチベ)に乖離が生じてる。
結局、1期で当初問題に上がった「全国を目指したい」「楽しい思い出を作るだけで十分」みたいな話になっている。
ましてや、滝先生が北宇治に着任して三年目の今年、「新しい方法を取る」と急に提案したのは久美子と麗奈(と塚本)の方である。
滝先生の言う「生徒の自主性」が前提にあるとはいえ、指導者を巻き込んで部の方向性を決定するのもまた「生徒の自主性」ではなかろうか。
みたいな側面では、「コンクールごとにオーディションやります!」という手法は決定したにも関わらず、「オーディションの選出基準」や「選ばれなかった生徒のケア」などを指導者とミーティングしていない方が問題ではなかろうか?
そして、麗奈(指導者の盲目的信者)と久美子(人心のまとめ役)が指導者の捉え方に大きく差がある。
というのが今年の北宇治が選んだ手法の決定的な欠陥だったのだろう。
久美子が総指揮の滝先生とドラムメジャーの麗奈に盲目的に従う部長だったのなら別に良かったが(退部者は多かったろうが)、久美子は人心の求心力に優れた部長である。そして善良的でもある。
サイコパス傾向が強い滝先生と麗奈とは、部員のまとめ方に差異が現れて当然。
端から盲目に従えないのなら、指導者2人ともっと深いコミュニケーション取らんきゃ!
(蛙๑╹ω╹๑ )<って事だったんだと思う。
9話は、いろーーーーんな考察や、作品、キャラクターの感情の受け取り方があるって、noteや Twitterを見てて思いました。
麗奈が特に厳しい、残酷な事を言った回でもありましたから、「麗奈、バチバチ板挟みで叩かれて落ちてる久美子にそりゃないぜ」って意見がもっぱらでしたが、麗奈は優等生であり、先頭に立ってロールモデルとして周りを引っ張るやり方しか知らないサイコパスちゃんなので、部の為に大変な役回りを背負ってきた久美子を慮るのは最初から無理だったでしょう。
「一緒に音大行きたい」とか「家来る?」とかも、麗奈自身の気持ち優先でしたし。
黒江真由とかいう刺客もいるので、三年生の久美子は本当に大変な立場です。
(蛙๑╹ω╹๑ )<これ、今後上手くいく未来ある?
って感じなのですが……、
❑第9話では
(蛙๑╹ω╹๑ )<なんだか、オープニングがやけに目に付いたんですよね。
(蛙๑╹ω╹๑ )<特に麗奈の瞳の輝き。
別段、他の回と見比べてOPが変更されてるとかじゃなかったんですけどね(確認済み)。
観てる側(自分)の心境で見えてくるもの(見たいもの)が異なってくるって事でしょうか。
ま、似たようなバイアスがかかった上でアニメを観てるのは確かにそうだと思います。
どんな理由にしろ、3期のオープニング映像はすごい明るい結末を示唆しているように感じますよね。
(蛙*^ω^*)<明るい未来しか視えてこねぇ〜〜!!!!
本編過去1ギスってるけどぉ〜!
(蛙๑╹ω╹๑ )<という感じの9話でした。
あと4話で終わるってマジ?
まあ完結はするんだろけど、視聴者が納得する結末にまとまるのだろうか?(尺的に)
楽しみンゴねぇ……。
来週も頑張ってnote書こ。
そして先週のnoteもたくさん読んでくださってありがとうございます!
(蛙*^ω^*)<Twitterの方でもコメント貰ったりして嬉しかったです。かんしゃぁ〜🙏
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それではまたᐕ)ノシ
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