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【noteで学ぶ健康習慣の科学70:睡眠障害の人がやってはいけない3つのこと】

「睡眠」について。

 これまで「良質な眠り」に関して色々書いていますが、今回は「不眠症」とか「睡眠時無呼吸症候群」のような「満足に眠れない人」の持つ悪習慣について調べた研究があったので紹介。

 眠れない時どうするの?
 ではなく、
 眠れない人のこの行動が夜の睡眠を阻害している。

 というもの。
 なお研究では137人の「不眠症患者」を対象に、終夜眠ポリグラフ検査を行い「睡眠のリアル」を調べたものです。

■PSG検査とは
PSG検査は、脳波・眼球運動・心電図・筋電図・呼吸曲線・いびき・動脈血酸素飽和度などの生体活動を、一晩にわたって測定する検査です。 この検査により、睡眠時無呼吸症候群、周期性四肢 (しし) 運動障害、睡眠時随伴 (ずいはん) 症などの睡眠障害の診断が可能となります。

 てことで、睡眠障害の人の「悪習慣」が以下。

①カフェイン
⇒不眠症患者の66%は昼間の「眠気覚まし」にカフェインを多く摂っている

②仮眠(昼寝)
⇒患者の25%が「毎日昼寝している」

③睡眠導入剤の長期利用
⇒『ルネスタ』『ソナタ』などの睡眠導入剤を服用している人は、そうでない人にくらべ、睡眠導入に時間がかかる
⇒ただし、短期利用に関しては睡眠時間を長く取れるメリットがある

 とのこと。
 夜眠れないから行なってしまうことが完全に裏目になってます。

 逆に、不眠症患者に推奨する行動は、

✅睡眠の優先度を上げる

 とのこと。
 
 例えば、

「決まった時間にベッドに入る」
「寝る前はスマホを触らない(ブルーライトを浴びない)」
「寝る前にカフェインや食事を摂らない」
「なるだけ部屋を暗くする」
「部屋の温度を25℃にする」
「お風呂に入った1時間後くらいに睡眠に入る」

 など。
 睡眠の質が上がることはとにかくやった方が良い。睡眠の優先度を高くすることで、睡眠障害の緩和が可能になるそう。

 さもありなん(o・ω・o)

 これは睡眠障害の人でなくても行った方が良いことですよねー。

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