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【1分で読める心理学:孤独な人は『非伝統的なつながり』を利用しよう】

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。
 
 数日前に「人の幸福度は身近な人との良好な関係で決まる!」って話をしまして、その中で「孤独はとにかく不幸の元!」って話も紹介しました。

 まあ要するに、「孤独を抱えて生きると正しい判断ができなくなるし、幸福感は減るし、死亡リスクが上がる」って話。
 
 良いことはとりあえずほぼ無い訳です。

 で、孤独を回避しようにも、「なかなか友達が増えない」とか「出会いがない」とかはよくあるケースです。
 社会人になるとコミュニティが拡がりづらい環境になる人もいますしね。誰にでも起こり得る話です。

 そこで、「セルフで孤独感を回避できる方法があるよ!」というのが今回のテーマである、『非伝統的なつながり』であります。

 見慣れない言葉だと思いますが、要するにこれ、

 

アニメやマンガや映画や音楽や
ゲームやペットや料理……
などの趣味に没頭する

 
 って意味を指します。
 元論文はコチラ。

『非伝統的なつながり』の対義的概念として、『帰属ニーズ』という言葉が用いられておりまして、これは前述した『身近な人との良好な関係』のことを指します。
 人との触れ合いや、仲の良い人との関係性、所属するコミュニティ(クラブ活動とかボランティアとか)への積極的な参加のことです。
 
 で、この帰属ニーズを満たす事が難しい人、難しい環境の人は『非伝統的なつながり』を活用すると幸福度を上げることができますよ、ってのが論文の内容。

 論文で触れられいるポイントとして重要なのは、

✅孤独感はやっぱり危険

 ということと、

✅孤独感を回避する方法は何でも良い

 という所。

 実験では173人の被験者に対し、健康状態と幸福度、そして『帰属ニーズ』に関するアンケートを行い、普段どんな方法で『帰属ニーズ』を満たしているのか調べたそう。
 
 その結果分かったのが、

・平均17個の『帰属ニーズ』を満たす方法を持っている
・『非伝統的なつながり』を用いた場合でも、『帰属ニーズ』は満たされ、同等の幸福感や社会とのつながりを感じていた

 ということ。
『趣味が相手』でも、孤独を無くすつながりを感じる事ができる。

 ということが明らかになったワケです。
 ですので、「友達がいないから自分は孤独で不幸だ」というのは実は認識的には誤りで、「友達はいないが自分の生活は好きなものに囲まれている」と捉えたほうが認識的に正しく、幸福度は上がるってことになります。
 
 加えて、現代はSNS時代なワケですから、自分の趣味で繋がれるネット越しの友人を増やすことは無意味ではないと考えられます。
 
 ただし、「ネットだけの友達」というのは幸福度を下げる一因になるという研究もあるので、ただネットに友達を求めるのではなく、同好の士を増やしてコミュニティに所属することだったり、オフ会なとでリアルな友達になる。だったり、自分の趣味の幅や深さを拡げる為にSNSを活用する。

 といったネットの使い方の方が良いのかもしれません。
 
 参考にどうぞ(o・ω・o)


【参考記事】


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