見出し画像

【10/22はアニメの日】(蛙・ω・)歴史の転換点でもある

 こんにちは(o・ω・o)カエルです。

 去る10月22日は『アニメの日』でした。
 
 アニメ好きのカエルとしては、知っておかなくてはならない日です。
 
 ということで深堀して調べてみた。

□アニメの日の起源

「〇〇の日」といえば語呂合わせなどの印象がありすが、アニメの日は語呂合わせなどではなく、アニメーション文化の歴史の歩みと共に定められたものです。
 
 背景的には、

・アニメが生まれて100年を記念したもの
・日本のカラーアニメーションが生まれた日

 となっています。

出典元はコチラ。


以下引用

現代のアニメーションは1900年代初期に,その原型ともいえるものがアメリカで始まりました。

日本でも国外から輸入される多くの短編アニメ映画に人気があって、それに影響を受けて1910年代後期にアニメ製作が開始されました。

それは1917年のことで、3人の人が同じ時期にアニメ映画を作製し、公開されました。

・下川凹天(しもかわ へこてん、もしくは おうてん)氏の「芋川椋三玄関番の巻(いもかわむくぞうげんかんばんのまき)」

・幸内純一(こううち じゅんいち)氏の「塙凹内名刀之巻(はなわへこないめいとうのまき)」

・北山清太郎(きたやま せいたろう)氏の「猿蟹合戦(さるかにがっせん)」

 
1958年(昭和33年)10月22日から、日本最初のカラー長編アニメーション映画「白蛇伝」(はくじゃでん)が公開されました。

これらのことから、日本動画協会「アニメNEXT100」という一般社団法人が、日本で最初のアニメ―ション映画が発表された1917年のちょうど100年後の2017年にカラー長編アニメーション映画として日本初の「白蛇伝」が公開された10月22日の日付を合わせて、2017年から10月22日を「アニメの日」に制定しました。

 とまあ、長い歴史の後に制定されたんですね。


□アニメーションの影響力

 現代では多くの人がアニメを目にし、触れていない人のほうが少数派と言えるほどになっていますが、アニメが作られ始めた時代はそうではありませんでした。
 
 そんな中、先に挙げた『白蛇伝』をキッカケに、アニメーションの世界に身を投じた一人の男性がいます。

 後に巨匠と呼ばれる、『宮崎駿』です。

以下引用

幼少時は身体が弱かったので運動は苦手だったが、絵はずば抜けて上手かった。熱心な読書家であり、手塚治虫や杉浦茂の漫画、特に福島鉄次の絵物語『沙漠の魔王』のファンという“漫画少年”でもあった。
進学校である東京都立豊多摩高等学校在学中の3年生の時に観た東映動画製作『白蛇伝』に感動し、アニメーションにも関心を持つようになる。

 
 日本初のカラーアニメーションである『白蛇伝』が無ければ、多くのジブリ作品は世に生まれなかったかもしれません。


 アニメの影響はグローバルです。
 日本への留学生の『来日の理由』が「アニメを見て日本文化に興味を持った」「日本語でアニメを見たいと思ったから」であることも珍しくありません。

「日本語を学ぼうと思った人の54%が『アニメ・漫画・J-POPが好きだから』と答えている」

 というデータが存在しているくらい。

 
 近々のイベントでは、『ONE PIECE FILM RED 』の海外公開を記念して、NY タイムズスクエアを『ONE PIECE』がジャックしたエピソードがTwitterで話題になっていました。

https://youtu.be/9tDa_sd_pQ0

 
 1900年代初頭に海外から輸入された短編アニメは、日本でアニメーション文化として熟し、今や世界を熱狂させるほど大きなコンテンツ・ムーブメントになっています。


□アニメ制作現場の今

 
 アニメ制作にはお金がかかる。
 一作品で1億円はかかるという(ピンキリ)
 
 なので、『製作委員会方式』というスポンサーに出資してもらう形で作ることが多い。

 この製作委員会方式。
 アニメは確かに完成するのだけれど、利益の大半をスポンサーが持っていくので、制作現場に還元されない。木っ端アニメーターは低賃金でやりがい搾取の中、情熱でアニメを描く。
 と、言われることが多い(実情はもっと複雑だろうと思う)
 
 そんな中、期待の超大作がアニメ放送開始された。

 藤本タツキ作品の『チェンソーマン』
 
 ストーリーの話は割愛するけど、とにかく金がかかってそうな作品であることは誰の目にも明らか。

 主題歌には『米津玄師』を起用し、

 ED曲は毎話異なるという、贅沢仕様である。

 カエルが知る限り、毎話EDが違うアニメーションは『ニンジャスレイヤー フロムアニメイション』くらいだ。

 
 で、このアニメ『チェンソーマン』の制作資金の出処だけれど、全て制作会社の MAPPA が出資している。100%制作元出資ということである。

 と、いうことで、アニメ制作に興味がある者、関係者は、チェンソーマンが大ヒットすればするほど制作現場が潤う。を期待している。

 素晴らしい作品が生まれ、ファンに支持され、制作チームが儲かる。
 そして新しい最高にヤバい作品が生まれる。

 
 このポジティブサイクルを期待せずにはいられない。



□アニメとは……

 日本人なら、アニメを一度も観たことがないという人は恐らくゼロであろう。
 それくらい、日本で『アニメ』は普通の文化だ。
 
 故にカエルは思う(o・ω・o)
 
 もっと、『アニメ』が愛される国になってほしい。

「オタクはキモい」とか「危ない」「怖い」だとか。
「アニメは犯罪者を生む」だとか。
 
 未だに言われる。SNSは今日も2次元作品で炎上している。
 が、そんなエビデンスはない。
 アニメが有害なカルチャーなら、とっくに日本は死んでる。犯罪者だらけのハズだ。

「エロいイラスト・アニメは性的搾取だ」とか「女性蔑視だ」とか言われる。
 現実と非現実の区別ができてないのは、どちらだろうか。
 オタクだろうか。批判者だろうか。
 絵は絵であり、アニメはアニメだ。
 批判者に、小さい頃親しんだアニメは無かったのだろうか。
 憧れたヒーローやヒロインはいなかったのだろうか。
 全くアニメの影響を(間接的にも)受けず、今の人生を歩んで来ただろうか。
 
 そんなハズはないのが、現実だと思う。
 
 故に、「もっとアニメを愛する人が増えてほしい」「アニメを尊重する国であってほしい」
 
 とカエルは思う。


 
 アニメは本当に素晴らしいものだ。
 アニメの日の10/22を1日過ぎて、カエルが思うことはそんなことだったのでした。
 
 
(蛙・ω・)<あなたは、どんなアニメが好きですか?
 
 良かったら、『推しアニメ』をコメントで教えてください。一言プレゼンがあるとなお嬉しいです。

 アニメ好きのカエルの推しは、それはもうたくさんありますが、

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』


『十二国記』


『リズと青い鳥』(響け!ユーフォニアム)


『風の谷のナウシカ』※原作漫画も読んでくれ頼む!!


 紹介したいアニメは溢れてくるが、上記をもしまだ観ていなければまじで推すから観てみてほしい。
 

(蛙・ω・)<そしてマジであなたの推しアニメも教えてほしい。

 今回はこんな感じで。

 では、またね〜(o・ω・o)ノシ

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集