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【コラム[旅行]:伏見稲荷大社にリベンジするの巻〜。オタク旅行者の朝は早い……イノシシもおるンゴねぇ!京都旅行3日目の話】

 AM 3:00ホテルを出発。
 タクシーを拾い、行き先「伏見稲荷大社」を伝える。
 タクシー運転手に若干不審がられながらも、伏見稲荷駅前に到着。
 初日のリベンジが始まった……!!!!

 前回、にっくきイノシシ親子に行く手を阻まれ山頂を諦めたが、こうしてカエルは帰って来たのだ!
 連れと二人で、物音に十分に気を付け、小休憩を挟みつつ山頂を目指す。

 やはり独特の雰囲気があって怖い。
 けど同時にテンションは上がる。

 そしてとうとう、頂上にたどり着く!

 山頂を目指して登ってみると意外と早く到着。
 AM4:10には山頂に。
 山頂で日の出(4:44予定)を迎えたかったが、山頂は周りを木に囲まれた環境だったので、「日が昇っても太陽の姿を拝めない!」ってことで30分ほど山頂を楽しんだのち、下山を開始。

 意外なことに、山頂へと向う間に一人。
 山頂にいる間に三人。
 若い男の子たちと遭遇する。
 早朝4時だよ!?
 俺みたいな奇特なオタクならともかく!
 みんな日の出を見に来たのかなぁ……?
 分からない。
 何はともあれ、みんな無事に野生動物と遭遇せずに頂上に来れて良かった良かった。
 
 下山途中、山のお土産屋さんの管理をしているおじいさんと遭遇する。
「最近イノシシが増えて、頻繁に見かける」
 とのこと。
 でしょうね。一昨日親子に遭遇したもん。
 マジでビビったし。
 なんて会話を一通りして、さらに下山。
 
 

イノシシと遭遇する。



 ちょっとぉ〜〜!!
 フラグ回収はえーーよぉ!!笑

 
 親子ではなかったものの、成体のイノシシを2頭、けっこう近くで見る。
 枯れて倒れた木を軽々鼻で持ち上げる所を目撃し、改めてビビるカエル。
 さっき管理者のおじいさんから聞いた話では100kgを超えるイノシシもいるらしい。
 もはや怪獣の一種に他ならない。
 早々に退散する。

 とはいえ千本鳥居の美しい風景を撮るのは怠らない。
 そのためのリベンジなのだから。
 
 そして、念願の朝日を拝む。

 5/31の夜。6/2の早朝。
 2回の昇山の末に、伏見稲荷大社、その入り口で最後に撮影したのが「日の出」だった。
 
 エモい。良き。これを観に来たのだ。

 そうこうしている間に、電車の始発が動きだす。
 連れと二人、伏見稲荷駅前のホームで電車を待つ。

 連れのアップルウォッチを確認すると、この昇山だけで8800歩、約7㌔の距離を歩いていた。

 通りで膝が痛いし脹脛も太腿も張ってるハズだ。
 普通の京都旅行客は3日間で比叡山1回と伏見稲荷2回、山に登ったりはしない。
 やはりオタクは頭がオカシイ。
 つまりカエルのことだった。

 おかげで、有名な風景を存分に堪能することができたワケだが……。
 
 お腹が空いたので、京都駅に着いて、20分ほど駅のパン屋の前に座り込む。

 そして京都に来て二回目のたまごサンドを買う笑

 食においても偏りが過ぎる笑
 もっとまともなものを食え。
 
 とにかく、腹が減ったのでホテルに一旦帰り、ひとっ風呂浴びてパンをむさぼり、ひと眠り、
 わずかに疲れを癒した。
 本当に眠い。身体も痛い。
 文句も言わずカエルのやりたい放題に付き合ってくれた連れに感謝だ。
 マジでありがとう。

 ホテルをチェックアウト。
 連れは別便で帰るので、待ち時間に辻利で抹茶スムージーなどを飲む。これめちゃ旨い。
 プラス、ホテルで貰った割引券で京都タワーに登る。
 初日に登った、比叡山を双眼鏡で視認。
 双眼鏡から見える比叡山を写真に納める。

 白いUFOみたいな建物は比叡山にある展望台。
 あそこで写真撮ったなぁ、と思い返す。

 至近距離と望遠で比叡山を楽しむなんて経験、なかなか普通の人はしないだろう。
 粘着質なオタクならではの楽しみ方だった笑

 
 連れを見送ったあと、帰路に付くまで4時間弱の空き時間がある。
 観光地に行くには余裕が足りないが、カフェで過ごすには惜しい。
 
 行きあたりばったりなオタク。
 とりあえず歩く。
 
 本願寺前を通り


 旨そうな雰囲気に釣られ焼きそばを食い

 京都水族館に到着。
 カエルは水棲生物なので水の生き物がとかく好きだ。

 中に入り、ここでも写真を撮る(撮影可)
 
 オオサンショウウオ、エモい。

 クラゲ、エモい。

 ペンギン、カワヨ。

 ウツボ、めちゃカワヨ。エモい。好き。

 そしてエイが見れる巨大水槽。

 この巨大水槽の前で立ち止まる人たち。
 色んな人が、色んな気持ちで水槽を見上げる。
 
 エモい。

 エモい。

 エモい。

 エモい。

 ずっと観ていられると思った。
 水槽を泳ぐ魚や、水槽内を掃除するダイバーを観る人たちまで含めて、この空間はアートだと思った。

 この空間は本当に好きだったな。
 
 
 最後にイルカショーを観る。
 イルカのジャンプ高い。

 2200円の入場料金以上のものが見れたな。
 京都水族館また来たい。

誰も観客が居ない風景も、エモい。

 
 
 京都駅までまた歩く。暑い。
 気温は31℃。夏かよ。夏だった。
 
 この3日間で、おおよそ45kmは歩いた。
 
 初日、比叡山と伏見稲荷大社へ。

 2日目、推しのVtuber卒業で深夜に泣き、明けて昼は食べ歩き。夜は京都薪能を堪能。

 3日目、日の出の伏見稲荷大社と京都散歩。

 
 京都をカエルらしく愉しんだ3日間になった。
 カエルは京都旅行は2回目で、前回も二泊三日、今回も二泊三日で歩き回った(前回も40㌔以上歩いた)が、やはりこの街が好きだ。
 歩くだけで楽しい。
 雰囲気全体が好きだ。

 またいつか訪れたいし、いつか住んでみたいとも思う。
 
 とりあえず次回訪れるのはまた何かしらサブカル系のイベントの時だろうな。
 京都出身の小説家、西尾維新に関連するイベントか。
 京都アニメーションに関連するイベントか。
 十中八九いずれかだろう。
 
 また次回も足が棒になるまで歩き回りたいものだ(o・ω・o)
 
 


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