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『きみの色』の"ココ見てほしい"トコ

(蛙๑╹ω╹๑ )<こんにちは。カエルです。

『きみの色』IMAXで観てきました。

引用元

スゲー良かったので、多くの人に観てほしいと思うのですが、当noteでは、

(蛙*^ω^*)<ココ見て!

なポイントを紹介しておこうと思います。
ネタバレ無しです。

(蛙๑╹ω╹๑ )<てことで早速いきます。


1️⃣音を聴け、音を。

監督:山田尚子、音楽:牛尾憲輔、脚本:吉田玲子

という最強の布陣。

聲の形

リズと青い鳥

平家物語

と同じ布陣です。
平家物語においてはアニメーション制作もサイエンスSARUなので、『きみの色』と完全に同じ。

もうこの時点で完全勝利確定のアニメーションチームと言って過言でないワケですが。

やっぱり、山田尚子監督と牛尾憲輔のタッグで創られる音楽は心に染み込む。

特に、「無音」を描くシーンが最高。

本作では教会、聖堂、本屋、夜、色んな場面で「音の無いシーン」が出てくるワケだけれど、静寂の中にあるかすかな物音や、無音に馴染むBGMが最高。

そして、演奏シーン。

音楽の音だけじゃない。
楽器を弾く音、ピアノの軋む音、ノイズ、ハウリング。
全ての音が音楽になっている瞬間は本当に聴きどころ。

音を聴け、音を。


2️⃣前髪を見ろ。


(蛙ω )<きみちゃんの前髪見て。

引用元

昨今よくある「前髪作る」っていうアレ。

前髪をキレイに作ってる女子を見ない日は無いくらい、一般的な「前髪作る」を本作の主人公の一人であるきみちゃんもやってる。

その作ってる前髪の作画を見てほしい。

見たら解る。

( *°ω°)<「ちゃんと前髪作ってる人の前髪の動きだ!」

ということ。

そんな、細部にこだわった作画がてんこ盛り。
やっぱカミは細部に宿るんよ。


前髪を見ろ。


3️⃣色を目に焼き付けろ。

(蛙ω )<美しい色彩設計を脳裏に焼き付けろ。

画像引用元

色を目に焼き付けろ。


4️⃣長崎の街を楽しんで。


(蛙๑╹ω╹๑ )<舞台は長崎県。

長崎市〜佐世保市〜五島(久賀島)

となってます。
聖地巡礼が捗る巡礼マップが長崎の観光交流推進室から既に公開されてます。

(蛙๑╹ω╹๑ )<観光地として誘引に余念がない。カエルの地元長崎で見慣れた電停も映ってたな。

ココ観光通り電停だわ。

(蛙๑╹ω╹๑ )<食べ歩きとかしたなぁ。浜町はまのまちアーケードの中にあるアニメイト行ったり。ちょっと懐かしいな。

詳しく比較したブログももうあったよ。
電停の写真はブログから引用しています。

さすが「異国情緒溢れる街」とか呼ばれるだけあって、オランダ要素、中国要素、キリスト教会要素などが街のあちこちに残ってる。
五島列島側だと隠れキリシタンの歴史を持つ古い教会が現存していたり。
カトリック系の学校も点在していて、割とカジュアルに通ってる生徒がいたり。

映画公開にちなんで、デジタルスタンプラリーやってるそうなんですが、長崎市〜佐世保市〜五島列島のコースは1日じゃ絶対に回れないので、最低でも2泊3日は想定した方がいいと思う。
五島列島の移動とか、何回船乗るんだよ、って事になるので2泊でも足りないかも。
長崎市〜佐世保市だけなら1日で足りるかもだけど。

娯楽は少ない街だけど、食の楽しみは多い街だから、3泊くらいして海の幸は存分に楽しんでほしいね。
定番のちゃんぽんとかカステラとか。
夜は刺身や寿司、長崎牛とか卓袱しっぽく料理を楽しんでもろて。
刺身は真鯛、鯵、平目、伊勢海老、とかが特に美味しくて有名かな。
五島は真鯛の養殖もしてるから安価で美味しい真鯛が食べれるよ。

脱線しちゃったので話を戻すと。

映画で描かれる背景には色んな長崎の街の風景が描かれていて、それが美しく描かれるだけでなく、ちゃんと役割を持っているのも良いなって思った。

ゴミ掃除をしてる二人
五島に向かう船

何で「島」?
ってのは映画を観てもらって。

まだ出会ったばかりの頃の三人

「教会」とか「五島」とか「学校」に、ちゃんと意味があるのが良い。

舞台がわざわざ長崎である事の意味がちゃんとある。
美しい背景美術を描くのは、昨今のアニメーション、特に劇場アニメでは当たり前のことになったけれど(新海誠監督作品とか代表だよね)、この街じゃなくちゃ物語が成立しない。
って観点でも、『君の名は。』と『きみの色』は近しいのかも。
二人の監督が対談したのも、意味があるんだろうね。


長崎という舞台については、ロケーションマップ内で山田尚子監督もコメントしているし、映画ではキャラクターやストーリーを追うだけでなくて、物語が描かれる舞台である長崎という街にも注目してほしい。

長崎の街を楽しんで。



(蛙*^ω^*)<そんな感じで、公開初日である8/30は台風近づいているというのに2回『きみの色』を観たワケですが、イオンシネマ自体が台風による時短営業で15時閉館だったので、IMAXとノーマルシアターそれぞれ1回ずつの観賞でした。

IMAXって+600円なのだけれど、絶対にIMAXで楽しんだ方が良いと思ったので、音響的に良い映画館が近くにある方はそっちで観ること(聴くこと)をオススメします。

なるだけデカい音で聴けたら最高ですね。


(蛙๑╹ω╹๑ )<今回は以上です。
今回はネタバレ無しで観てない方、観るか迷ってる方向けに書いたので、次回はネタバレ有りの感想やら考察やらのnoteも書こうと思います。

またどうぞよしなに。

それではまたᐕ)ノシ

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