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宣伝のような、まえがきのような、あとがきのようなことを書いてみた(ウサギノヴィッチ)

どーも、ウサギノヴィッチです。

ついに今度の日曜日です。
ラジオを月曜日に前倒しにして宣伝をしましたが、ついについに、文学フリマ東京が二十四日の日曜日に開催されます。

今、iPhoneの週間予報を見たら雨でした。残念!
それでも、会場は屋内ですので是非ともいらっしゃってくださいね。
最寄りの駅が、浜松町から出てるモノレールの流通センター駅という僻地ですが。残念!

自分なりに今回の新刊三冊について、ラジオでも言っていて重複しますが、宣伝させていただきます。

『愚かな夢旅人』

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これは去年の公募に出して落ちた作品です。
なので、そのときの本気で書いた作品になっています。
その前後に書いた「放送禁止」という短編集が影響しているのか、普段はあまり書かないような三人称のスラッとしたような文章体になっています。
自分の過去の作品からの脱却を常に狙っている割には、過去の作品に囚われている作品かもしれないし、不条理を書こうとしましたが果たしてそれが成功しているのかと言われれば、選考の結果が答えを出しているのではないだろうかと思ってしまう部分もあります。
あと、宣伝文にも出しましたが、奥さんに逃げられた夫の話というのが、あまりにも村上春樹的な展開だと、人に指摘されるまで気付きませんでした。
村上春樹は読むけど、昔は影響受けていた部分はあるけど、今はそうでもないかなと思っていたのに亡霊みたいに取り憑いていたなんて思ってしまいます。
長編なので、ギミックやネタが多めなので、読んでいて楽しい作品だと思います。
よろしくお願いします。

「文学のための道標 USA・MAP season1」

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USA・MAPというnoteでやっているウサギノヴィッチのマガジンを書籍化したものです。
完全にウサギノヴィッチのファンブック的なものだと思っています。
この目玉は三十日以上にも及ぶ短編小説の書評エッセイです。
有名な作品は少ないですが、有名な作家から同人作家、はたまた、小説を飛び越えてガジェット、アイドル、お芝居、なんでも感想や意見などを書いています。
そして、最後には、文フリに発表予定だった幻の小説の冒頭四千文字が載っています。それが日の目を見るのはいつの日になることやら。
USA・MAP見てないけど、興味あるという方がもし一人でもいたら幸いです。
キーワードは、BiS、短編小説、Apple、新感線、シティボーイズです。

「好奇心の本棚」

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まさに、今、このマガジンのことです。
冊子になったのは、二月から九月くらいまでのことです。
ノンジャンルのリレーエッセイをPさんと書いていきましたが、ぼくは途中で五月病になったりと、結構書いていることがしんどい時期もありました。
あと、USA・MAPとの棲み分けも難しいときもありました。
こっちで文学のことを語るのはどうなんだろうかと。
そうこうしているうちにあっという間に本にする時期にきて、この前ラジオの収録で、何書いたっけ?って話になったときに、自分が書けなくなったときのことがイメージに残り過ぎていて、あと覚えていないというのがありました。
今、ぱっと開いたページが自分はネタ集めをしていないというエッセイだったんですけど、相変わらずだななんて思いました。人間はすぐに変わるようなものではないのかもしれないですけど、でも、成長したいとぼくは思うので、なんか悔しい気持ちになります。
そんな色々なことを書いてある、ラジオでの言葉を借りてしまえば、「人間味のある」エッセイ集になっているのではないでしょうか。

そんな感じで、今度の日曜日は文学フリマ東京でお会いしましょう。

まだ、全然準備できていないのは内緒です。

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