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インタビューの勉強をしている(したい)方へ

インタビューを勉強しているよ~っていう方、いらっしゃいますか?
(先に謝っておきます!今日はインタビューに興味がある方のみに向けて書いておりますー!)

私はいま絶賛学んでいる身です。でもリアルのつながりでは、なかなかピンポイントに「インタビュー」を学んでいる友人知人っていないんですよね。確かに「デザイン」とか「プログラミング」とか、そういう人気テーマに比べたら地味かもしれませんが、でもすごく面白いと思うんですよね。そして今後、面白くなっていくテーマだと思っています。

一緒に勉強できる人がいればなぁと、Twitterやnoteを見ていると「インタビュー」を学んでいる(あるいは学びたいと思っている)同年代の方々が意外と多いことに最近気づいて嬉しくなりました。

そこで、こんなマガジンを作ってみました。

個人的に面白かったインタビュー記事や動画を「インタビューを学ぶ」という視点で集めています! インタビューって豊富に入門書があるわけでもないし、どうやって勉強しようか…と悩んでいる方もいらっしゃるのでは(僕も仲間です!)。インタビューに興味のある方と一緒に勉強していければな~。「こんな記事もあるよ!」とおススメあればコメント欄で教えてほしいです^^


ほんとインタビューってどこから勉強していけばいいのってなりませんか?(笑)。

その答えがないジャンルなので、同時期に学んでいる人同士でゆるやかに、楽しみながら、一緒に勉強していけたら……と夢見ています。自分のnoteだけでなく、インタビューに関するものなら他の方の書いたnoteもこのマガジンに入れさせていただきたいと思ってます。3カ月後くらいにここ覗けば、インタビューを学べる素材がいろいろと集まっている「小さな図書室」になればいいなぁ。

では、早速私が今週学んだものをシェアします!


【ナオト・インティライミ】CHAI マナ・カナとの音楽談義 / ニルヴァーナ擁する海外レーベル「SUB POP」との契約の経緯/ ナオトが旅人の延長で至った世界契約【J-WAVE・WOW MUSIC】

ナオトインティライミさんの表情、声のトーン、それを支える純粋な好奇心には、インタビューの細かな技術を越えた大切な何かを教わっている気分になります。

特に2分57秒からの「なぜchaiにインタビューをしたいと思ったか」の短い説明パートが好きです。こういう感じで言われたら、誰だって嬉しくなるし、話したいって思うよねという。端的に、でも熱を込めて、なぜあなたに話を聞きたいと思ったのかをまっすぐ伝えられるインタビュアーになりたいなぁ。


赤星さんが新庄剛志 新監督にインタビュー

上述のインタビュー動画に関連して、今週はこの動画が衝撃度No1だったかもしれない…。赤星さんが日ハムの新監督に就任した新庄さんにインタビューしているものです。

新庄監督が考える守備や打撃に関する考え方も面白いのでぜひ最初からご覧いただきたいのですが、私の眼が釘付けになったのは8分4秒からのパート。

この手のインタビューであまり見たことがないのですが、ここでインタビュアーがスイッチして、新庄監督が赤星さんに逆質問を始めます(自然発生的に)。そのときの新庄監督からは「本当に聞きたい」という素直な気持ちが全身からブワーっと伝わってくるんです。後輩の赤星さんから、謙虚に学びたいという姿勢が、ポーズではなく本当なのだと伝わる。その貪欲さに震えました。

同時に「聞く」の観点から言えば、ここまでまっすぐに表現されると真剣に答えたくなってしまうものなんだと改めて勉強になりました。盗塁の話をしているとき、赤星さんもなんか表情が選手のそれになってます。自分自身の内なる「知りたい欲求」をどれだけ高めていき、それを素直に表現する術を体得するか。インタビューにおいて、小手先のテクニックよりもこれが大事なんだろうなと思い出すために何度も見返そうと思った動画です。

※あと、僕は特に野球ファンというわけではないのですが「盗塁」というピンポイントの領域の話も、ここまで掘り下げて聞く人がいれば「おもしろいなぁ」と見れてしまうんだなというのも学びでした。「盗塁」についてだけ聞くインタビューとかも成立するかもしれません。


“何者か”になれなくてもいい。わたしは私。 会社員を辞め、移住10年を経て三星千絵さんが気付いた、人生で大切なこと。

生き方編集者・山中康司さんのインタビュー記事です。
三星さんの等身大の言葉に惹きつけられました。

社会人になってからも、上司から「お前はどうしたいの?」って聞かれても「どうしたらいいですかね…」みたいな。自分の意見を聞かれるのが一番こまるんですよね。でも、お客さんのためとかチームのメンバーのためであれば、周りの状況を考えて最良の選択をするような、そんな人間でした。
仕事が忙しい日が続くと、同僚たちとよく、「人間らしい生活をしたいね」って言ってました。
それとわたし、26歳で最初の結婚をしてるんですけど、1年で別れてるんです。

結婚したときは、「二人で稼いで、都内でマンション買って、いい生活をするのが幸せ」だとずっと思ってました。今思えば、「結婚したら、人生上がり!」みたいなイメージもあったんですよね。
「将来の保証も安定した収入もあるのに、なぜか違和感。何だか、毎日が何かに流されていってるような気分。」
小さい頃から、「これをやりたい」っていうことを言えなくて、正直今も、これがやりたいっていうことはあんまりありません。ただ、あるとしたら、「このまちでの暮らしを続けたい」っていうことですね。

多くの人は「なんかわかる!」と共感するけど、きっと多くの人が大きな声では言いづらいことってありますよね。そういった素直な言葉が出てくるインタビューって、きっとインタビューの時間がいい時間だったんだろうなぁって想像します。

こういう本音成分多めの言葉を聞けるようなインタビューを僕も目指してみたいです。記事からだけでは、それがどうやって実現されたのかはそれこそ想像の範囲を出ませんが、きっと1つは、まずこちらから本音成分多めで話すことなんだろうなー。

奥行さんのセルフインタビュー

noteでいつも拝見している奥行太郎さんのこのセルフインタビュー記事がとっても面白いのでぜひ読んでみてほしいです。自分で自分にインタビューをすることで自己紹介をするっていうのが、僕の発想にまったくなくて「やられた!」と思いました(笑)。「インタビュー」という形式について、いまあるものにとらわれずに、自由に発想を広げて新しい価値を生み出してみたいと夢見ているので、こういう遊び方は勉強になりました!

🐕

今日はこのくらいで…また定期的にシェアさせていただくので、インタビューの勉強を一緒に楽しみながらできたら嬉しいです~


21/11/12

★インタビューメディア「むすびかた」完成しました!



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