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12月23日 東京タワーのマーケティング担当だったらどう集客するか?

今日は何の日?をビジネス視点で掘り下げ「頭の体操ネタ」にしています。
今日の「頭の体操」用質問例はこちら。

→東京タワー、もし自分がマーケティング担当ならこの状況でどのようなプロモーションを考えるだろうか?


1958(昭和33)年のこの日、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われた「東京タワー完工の日」です。

高さ333mでパリのエッフェル塔より13m高く、当時世界一の高さの建造物となった。現在でも、世界で最も高い自立鉄塔です。

東京タワー、運営主体は日本電波塔株式会社という民間企業です。開業60周年の平成30年に株式会社東京タワーに、そして、昨年令和元年には株式会社TOKYO TOWERに社名変更しています。


東京タワーができた経緯は、テレビ各局ごとに電波塔を立て放送を行なっていたところ、遠方の受信状況が悪いこと、チャンネルを変えるたびにアンテナの方向調整が必要なこと、などから、より高い所からまとめて電波を発信できる電波塔を求める声に応える形で作られたそうです。

それにしても、工期が実に1年半というのは驚異的ですね。
規模は異なりますが、スカイツリーは3年半かかっていいます。

非上場企業ですが、公告によると、直近の2020年2月29日決算では、当期純利益は1,086万円となっています。

スカイツリーの完成により、電波塔としての役割はラジオのみになりバックアップ役ですが、来場者収入は感染症前まではインバウンドもあり盛り返していたそうです。

2011年までになりますが、入場者数の推移は以下の通りです(2011年は震災の影響で急減、2012年はスカイツリーの開業で11年と横ばい。そこから徐々に伸ばしていたそうです)。

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そもそも、展望台を設け、電波塔としての収入に加えて、観光収入(入場料と物販)も加えることで経営の安定と投資の早期回収とを狙ったアイディアだったそうですが、スカイツリーに移っても収益プラスを維持する原動力になったことは間違いありません。

また、展望台の改装、平日のイベント開催などの経営努力もあったようです(どのような施策を行なったかはこちらの記事が分かりやすかったのでご紹介します)。


→東京タワー、もし自分がマーケティング担当ならこの状況でどのようなプロモーションを考えるだろうか?


最後までお読みいただきありがとうございます。
過去の投稿は以下にまとめていますので頭の体操ネタに覗いていただければ幸いです。



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