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10月22日 世界最初のパラシュートは2,400m上空から飛び降りて実験!?

「ビジネス頭の体操」。普段の仕事を離れた「頭の体操」ネタに。
さらに問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
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→レオナルド・ダ・ヴィンチがパラシュートの絵を描いていたことは有名だが、その大きさは実際に人が使用するのに最適な大きさだった。実際に作成してはいないことが分かっているが、では一体、どうやって割り出したのだろうか?


10月22日は1797年にフランスのアンドレ=ジャック・ガルヌランさんが上空2,400mの気球から世界初のパラシュート降下実験を成功させた日で、「パラシュートの日」です。

パラシュート、今でも怖そうですが、初めて実験する勇気たるや想像を絶するものがあります…

彼は気球を発明した人物の弟子だそうです。最初に作ったパラシュートは、気流の流れによって不安定になる欠点があり、それを頭頂部に「穴」を開けることで安定化できたそうです。

常識で考えれば、パラシュートに穴を開ける、という発想はなかなかできないと思いますが、穴を開けることで安定する、というのは逆転の発想、ですね。

さて、このパラシュートは気球から飛び降りて実験されましたが、気球が発明される前からパラシュートという考えはあり、高い塔などから飛び降りることで実験がされていました。
(では、なぜそれより後のこの日が「パラシュートの日」なのかというと、飛行物体から始めてパラシュートを使ったから、ということです)

さらに遡ると、レオナルド・ダ・ヴィンチが数々のスケッチを残した中に、パラシュートがあることが知られています(下図)。

パラシュートの歴史と最新動向について」

その後の研究で驚くことにその大きさは現在各国で使われている空挺傘とほぼ同じ大きさ(7.3m×7.3m)だそうです。風洞などで実験できない時代に一体どうやって算出したのか、不明だそうです。やはり天才、ですね。


最後までお読みいただきありがとうございます。
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