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9月22日 1日で20円の円高に!

普段の仕事を離れた、翌日にちなんだ過去の出来事をネタに「頭の体操」。
そこから問いや興味を広げたり、抽象度を上げて他への応用を考えてみたり…
さまざまな「頭の体操」に活用ください!


1985年のこの日、プラザ合意がなされた日です。

これにより、実に1日で1米ドルが235円程度であった為替相場は20円もの円高になり、翌年には150円台まで円高が進む、という大変大きな変化が起こりました。

1987年のルーブル合意により為替の安定化が合意され、120円台で安定をすることになりますが、この急激な円高により、輸出企業は収益の悪化、対策としての向上の海外移転が急速に進「産業の空洞化」が起こりました。

一方で、輸入品は割安になり、海外旅行ブームが起こり、加えて、日本企業による海外資産の買収が活発になりました。


→プラザ合意から36年。為替レートが1日で20円、1年で100円変化する、というのは、とんでもなく大きな変化だ。自然災害や感染症など、何が起こるか分からない時代と言われているが、こうした経済の大きな変化、というのも考えなければならないのかも知れない。仮に為替レートが大きく変動した場合に受ける影響というとどういったものが考えられるだろうか?

と、ここまでが昨年の投稿です。

怖いことに、まさに、「仮に為替レートが大きく変動した場合」とコメントしている通りの事態が起こっています。
ご存知の通り、3月からの半年余りで約30円の円安が進んでいます。
(今回は円安、ですが…)

足元の為替の急変動で何が起こったのか、今後のために頭の体操ネタとして触れておくことで、今後のためにもなろうかと思いました。


最後までお読みいただきありがとうございました。
過去の投稿は以下のマガジンにまとめております。


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