はじまりの仕事展レポート
2018年11月14日から16日にかけて開催された、ライフスタイルの国際見本市「interiorlifestyle living」(インテリア ライフスタイル リビング
以下IFFT)。一般公開はなく、ビジネスの展示会です。
各国、各地域から会社やクリエイターなどが出展し、プロダクト及びそれらで彩られた空間を披露していた。
今回の目玉の1つは、アトリウムで一般公開された「はじまりの仕事展」。ディレクターはナカムラケンタさん。
出店者の商品と、思いのこもったストーリーが様々なサイズの展示台にたくさん展示されていました。
個々のエピソードはカードになっていて、持ち帰ることもできます。
ほぼ日のイベントの時も思ったけれど、人はなぜカードを集めたくなるんでしょう。コレクションでき、ゲーム性もあり、手のひらに収まるサイズだからでしょうか。
前日の夜や次の日の朝、たまたま目にした言葉を1日の指標にしたりもできる。紙のカード強し。私が行ったのは最終日の終わりだったので、なくなっていたものも多数あった。
さて、こちらの展示は回り方にルールはなく、気の向くままに見られます。
回遊するうちにストーリーやプロダクトが気になったら、すぐ出店者エリアに行くことも可能です(こちらはパスが必要)。
ブースに到着。おお! バゲットのライト、かっこいい。飲食店に良さそう!
「さっきアトリウムで見ました」と出店者に声をかけることもでき、コミュニケーションに一役買ってくれた「はじまりの展示」。
いろいろな展示会に応用できそうな試みです。
行った当日も発見がありましたが、情報や体験の名残が手元に残るということもあり、あとでじわじわ来るのでした。
クローズ後のアトリウム、少し寂しげ。これからは来場者の記憶で生きる言葉たちをしばし眺めました。
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