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学習するスタートアップの仕組み

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複数同時起業をすすめる著者が、日々スタートアップの中で体験したことから学びと、組織としての学びをまとめていきます。 「学習が手段ではなく、学習そのものが目的である」
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【Pon】プロトタイプ・スタジオを創る〜第一部・「Ponとぼくの出会いと挫折」

【Pon】プロトタイプ・スタジオを創る〜第一部・「Ponとぼくの出会いと挫折」

Ponとはコイツ。
ぼくらの会社、アルファの1人。
(爽やかなのは顔だけ)

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Ponとぼくとの出会いは、大学4年生の時だった。

後にぼくらが一緒にインターンすることになるVCが開いたイベント会場でのこと。
(ちなみにそのインターンで、アルファのtaroとtutunにも出会う)

Ponは、
大学を卒業した後に一度働いていたベンチャーを辞め

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新規事業の参集障壁の1つは言葉かもしれないという話

新規事業の参集障壁の1つは言葉かもしれないという話

議論をしていて、ある「言葉」の暗黙の意味付けの違いですれ違って、ふと気づいたら30分くらい過ぎてしまう打ち合わせを経験したことがある人も多いのではなかろうか。

同じある言葉であってもその言葉に対する解像度は、人によって様々だ。
例えば、同じ「営業」という言葉をとっても、
・ ベテランの営業部長が想起すること
・ 就活真っ只中の理系学生が思うこと
・ 高校生が感じること
は全く別のものを指している

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スタートアップにおいて、課題にフォーカスしないということ

スタートアップにおいて、課題にフォーカスしないということ

課題というバイアス

「課題解決には価値がある。」
「スタートアップはまだ言語化されていない課題を解決する。」
ここに疑いはあまりないように一見みえる。
リーンキャンバスの左上にも課題の文字が鎮座する。

しかし、ここであえて`課題`について考えてみると、
課題という概念そのものが持つバイアスが見えてくる。

あなたにとっては課題だけど

課題を考えると「Aにとっては課題でも、Bにとっては課題では

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