見出し画像

【もし高速道路上でガス欠になったら……】ふだんあまり高速道路の運転をしないって方……ガソリン残量には特に気を配ろう!!

世間はゴールデンウィーク真っ只中!!

「ゴールデンウィークだ!イヤッホー!!」ってな感じで、レッツエンジョイってんで、レジャーやら田舎への帰省やらを楽しんでいる方も多いかと思います。

有名どころの観光地や、レジャー施設へと遊びに行ったり、海、山、川といった所で自然に触れ合って遊んだり、キャンプしたり、BBQしたり、etc.、、、

まとまった休みって様々な遊びを楽しめるってのがサイコーです!!

ゴールデンウィークの時って、非常に過ごしやすい気候ですし、各種イベントも目白押し!!

イベント会場へと繰り出して、キャホキャホ言いながら はしゃいでいる……、、、そんなあなたの姿が目に浮かぶようです。

まぁ私はゴールデンウィークの予定は白紙ってこともあり、どこにも出かけませんが……。

「誰か!俺を誘ってくれ!!」

ところで……

連休って長距離を運転するってことも多いわけです。

ってことで!!

あらかじめ最低限の車の点検くらいはしておきたいモンですね。

まぁ点検なんていっても素人が出来ることなんてたかが知れてます。

せいぜいが……、、、

ガソリンの量だとか、エンジンオイルが減っていないかだとか、タイヤの空気圧だとか、ウォッシャー液の残量だとか、発炎筒(発煙筒)が古くなっていないかとか、三角停止表示板を乗っけているかだとか、スペアタイヤの空気が抜けていないかだとか……、、、

まぁ素人ができる事前点検なんてその程度のモンでしょう。

しかし“たかが”そういったことでも非常に重要なわけです。

まずガソリンは満タンにしておきたいですね。

ガソリンを満タンにしておくってのは特に高速道路を走る際には結構重要です。

高速道路のサービスエリアって、ガソリンスタンドが併設されていることも多いわけです。

高速道路って24時間いつでも走れるわけですから『高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドは24時間営業している』なんて風に思っている方はけっこう居るんじゃないでしょうか?

まぁ普段から高速道路を走り慣れている人は「そんなワケあるかい!!」ってなツッコミどころなワケですが、連休くらいしか高速道路を走らないって人が『高速道路のガソリンスタンドはどこも24時間営業っしょ』みたいな認識を持っていたとしても何ら不思議じゃありません。

まぁ実際のところ高速道路のサービスエリアにある全てのガソリンスタンドが24時間営業なんてことは無いわけです。

高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドも一般道のガソリンスタンド同様に、24時間営業の所もあれば、12時間営業の所もあるって感じで、
ガソリンスタンドごとに営業時間ってのが決まっているわけなんです。

そういったことを知らないままに、ガソリン残量を気にかけることなく、サービスエリアのガソリンスタンドをあてにして、高速道路へと入って行っちゃうわけです。

「ガソリンが少ない気がするけど、○○サービスエリアまでなら距離的には余裕で行けるんでそこのガソリンスタンドで給油しよう!!」ってな風に考えていると、夜間だったり早朝だったりすると「ガソリンスタンドの営業時間外だった!!」なんて風に当てが外れるってことになりかねないワケです。

そうなるとちょっと厄介です。

例えば夜の21時頃にサービスエリアに到着したものの、そこのガソリンスタンドの営業時間が朝7時~夜20時までだったりすると、10時間も待つ必要があるわけです。

そんなに待てないってんで「ガソリンは何とか持つだろうから次の○○サービスエリアで給油するか!!」なんて風に思って次のサービスエリアへと向かっちゃったりするわけなんですよね。

ところで……

高速道路って想像以上に燃料を食うワケです。

特に軽自動車なんかで高速道路を走るとより顕著で、あれよあれよという間に燃料が減っていきます。

まぁ当たり前の話です。

軽自動車ってパワーが無いので高速道路を走るとアクセルを目いっぱい踏み込んだ状態、いわゆるベタ踏みとかそれに近い状態で走ることも多いわけです。

例えば私なんかが一番利用することが多いのは地元ということもあり四国にある高速道路なワケですが、けっこうな上り坂なんかも多いのでアクセルをベタ踏みにした状態でも全くスピードが出ないってことも多々あるワケです。

そんな状態で走り続けていればガソリンがみるみるうちに減っていくってのは、ある意味当然の帰結ともいえるわけです。

つまり前述の「ガソリンは何とか持つだろうから次の○○サービスエリアで給油するか」って部分の「ガソリンは何とか持つだろうから……」って予測がハズレる可能性ってのも高くなるワケなんですよね。

まぁ普通車であろうが軽自動車であろうが関係なく一般道と高速道路のガソリンの減り方は全く違うってことを肝に銘じておく必要があるってことです。

そうなると高速道路上でのガス欠ってことで大変なことになるわけです。

高速道路上でガス欠になってしまうと、当たり前の話ですが非常に危険です。

後続車に追突される可能性がありますので、自分の生命だけでなく、他人の生命まで脅かすことになりかねないワケです。

パンクなんかですと一本だけのパンクならソコソコ走れますので、何とか高速道路上に一定間隔で設置されている非常駐車帯まで行くことも可能でしょうが、走行中にガス欠でエンジンがピタッと止まってしまったって場合は惰性で路肩に停車する程度の距離しか走れないわけです。

したがって車が惰性で走れているうちに、後続車に追突される危険性を出来る限り軽減させられる状態にするために、とにかく最低限の安全確保って意味において、ハザードランプをつけながら車を路肩に寄せて停車させる必要があります。

路肩に停車したらハザードランプはつけたままの状態で、即座に発炎筒(発煙筒)および三角停止表示板の設置で、後続車に対し自分の車の存在を知らせなければなりません。

そして高速道路上で停止している車があるってことを道路管理センターにも知らせる必要があります。

そのためには高速道路上の路肩に一定間隔(本線1kmごと、トンネル内200mごと)で設置されている非常電話を使うってのが一番手っ取り早い方法となります。

非常電話からかけた時点で『どこの非常電話からかかってきたのか』ってことが道路管理センターの方で把握できるため、トラブル発生の場所が特定しやすいってことです。

もし非常電話がパッと見てどこにあるか分からないって場合には『#9910』が道路緊急ダイヤルとなっており、通話料無料で利用できますので、携帯電話などで『#9910』にかけましょう。

携帯電話などで『#』『9』『9』『1』『0』の順番でプッシュしたあと音声ガイダンスに従って『高速道路』を選択すれば担当者に繋がります。

担当者は質問形式で状況を聞いてきますので、それに答える形で状況を伝えて下さい。

あとは誰かに携行缶でガソリンを持ってきてもらう必要があります。

知人なんかに頼んでガソリンを持ってきてもらうことも可能かもしれませんが、距離も離れているであろう高速道路上に都合よく来てくれる知人なんてモンが都合よく居るとも思えませんし、仮に都合よく居たとしても、そもそも高速道路上での不測の事態といったことに不慣れな、いわゆる素人である知人を呼び出したりすると『携行缶からのガソリン給油中に知人が後続車に撥ねられた』なんてことにもなりかねないワケです。

やはりこういった時には、プロであるロードサービスなどに頼んでガソリンを持って来て貰い給油してもらうってのが正解でしょう。

「どうすれば良いのか全く分からない」って場合には前述の非常電話などで連絡した際にロードサービスの手配をしてもらうことが可能です。

ガソリンが到着するまでは、危険回避の観点から車から離れるってことが必須です。

ガードレールの外に出て待機するのが一番良いと思います。

ちなみにロードサービスなんかに頼むと(会員制ロードサービスに加入していないと想定)10リットル~20リットル程度のガソリン代実費と出張サービス料金および作業料金みたいな感じで合計すると最低でも二万円~程度は必要となります。

まぁ連休中のお小遣いが二万円以上は確実に減るってことです。

なお現金の手持ちが少ないって場合には、クレジットカードで支払うってことも可能です。

ちなみに高速道路上でガス欠で停止してしまった場合、交通違反となり反則金は普通車が九千円、違反点数は2点です。

つまり!!

ロードサービスが到着するより前に、警察車両が通りがかれば、罰金九千円ナリってことで、更に連休中のお小遣いが減ることになります。

あと高速道路上での不測の事態が夜間に起こることも想定して、車内に懐中電灯(電池切れや故障に備えて最低でも2つ)を常備しておくってことも必要なことだと思います。

ってな感じで、高速道路上でガス欠になると非常に面倒なことになるんで、あなたも高速道路を走る際には、ガソリンの残量にはくれぐれもお気を付けください。

あと蛇足ですが……、、、

「ガソリンを多く入れれば車の重量が増えて燃費が悪くなるんで、ガソリン給油はギリギリまで我慢する」ってな方がたまにいますが、高速道路でそれをやるとリスキーすぎるんで絶対にやめましょう。

まぁガソリン残量に余裕を持った、早め早めの給油さえ心がければ、高速道路上でのガス欠なんて事態にはなりようがないんで、心掛け一つで安心安全が担保できるってことが言えましょう。


この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?