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そして、 No Money, No Opportunity.

前回、金は力だ、と書いた。
そしてそれだけでは説明がつかないことが多くなったとも書いた。

そこで金は力であるとの自分の解釈を改めようと、またあーでもない、こーでもないと思考を巡らせて、おそらく数年かかって、
金の多さとは、機会の多さなんだと、
考え至るようになった。

それをかっこよく云うと、
No Money, No Opportunity.
(金がなければ、機会もない)

前回と同様に例を挙げていく。

いちばん分かり易いのは、教育についてだと思ってる。
簡単な話さ。
貧乏な家の子は、義務教育以降の高等教育を受けられない。受ける機会がない。
「うちに専門学校や大学に行かせられるお金はありません。だから高校出たら働きなさい」そんな擦られ過ぎたテンプレートのような言葉を、皆さんも1度は見聞きしたことあるだろう。
もっと拡大すれば、そもそも高校に行けない(=行く機会のない)子だっているだろう。私立と首都圏は無理だから大学は地元の国公立、と進路を限られる人も多いだろう(←ボクの周りで多かった)。

なんだってそうである。
金がなきゃ推し活する機会もないし、心洗われる美しい景色を見に行く機会もない。毎日毎日炭水化物ばかりでバランスのよい食事を摂る機会がない人もいる。それで体壊したってまともに病院に通う機会がない、そもそも病院に通う機会があれば健康を保てる食事を摂る機会を有している率も高いだろう。
いっしょに住む者あれば、機会の少なさの巻き添えにしてしまうことも往々にしてある(その最たる例が教育だろう)。

休みがあったって、どうしようもない。
金がなきゃ、楽しむ機会もなくなってく。
それがボクだけではないのは、『平均年収で「毎月10万円赤字」じっとしている日々』という記事の

何もしちゃダメなんです。
何かしたら使わないといけない。(←注:金を)
じっとしていないと

平均年収で「毎月10万円赤字」じっとしている日々
https://toyokeizai.net/articles/-/638135?page=2
2023/10/10閲覧



という台詞にも顕れていると思う。
昨日までの連休、辛かった。じっとしている時間があると金のことばかり考えてしまうから。

月末の給料日までのカウントダウンを日付が1桁のうちから始めてしまう正社員のボクだが、この日記よりもクソな殴り書きに共感してくれたら嬉しい。



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