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好きなごはん屋さん、行きたいごはん屋さん #1

私はごはんを食べるのが大好き。
家で作るのもいいし、ちょっと贅沢な惣菜を買って帰るのもいいが、なによりすこしおめかしして外でごはんを食べるのもいいだろう。
たまにごはん屋さんのことを書いていこうと思う。

好きなごはん屋さん

一昨年の誕生日に連れて行ってもらったのが、代々木上原の「PATH」だ。
代々木上原周辺にある創作フレンチはいつか行ってみたいと思っていたのだが、運よく予約が取れたということで、少し綺麗な格好をして向かった。

夜の予約はコースしか取れないようで、コースに合わせたお酒を楽しみながら(残念だが私はアルコールが苦手なので、ノンアルのペアリングにしてもらった)少しずつ食べていく。
季節や期間によって違うようだが、その時食べたコースの中で、イワシと茄子、そしてビスケットを合わせた前菜がとても美味しかった。意外とおだしが効いた味とビスケットの食感が意外性を産んで楽しい味だ。

今や人気店なので、なかなか予約が取りづらいが、近々行きたいものだ。

駒澤大学から少し歩いたところに「バワリーキッチン」はある。
このカフェは日本に初めてカフェ飯を持ち込んだ山本宇一氏プロデュースのお店である。ここだけではなく、駒澤大学「プリティシングス」、表参道「ロータス」、原宿「モントーク」も系列店である。

ここのメニューの特徴はいわゆるおしゃれなパスタ類、ピザ類だけでなく、炒飯や焼き魚など、ジャンルがとても幅広いことだ。ずらっと文字が並んだメニュー表から選ぶのがとても楽しく、友人とのランチに悩むとここに連れてきてしまう。

その中で私が大好きなのは「ゴルゴンゾーラと栗のペンネ」だ。しょっぱいものに甘いものを合わせるのが苦手で、人参のグラッセなどが食べれないわたしは、最初そのメニューを人に頼まれた時にとても焦ってしまったのだが、意外とこれがハマってしまう味なのである。
口に運ぶと、まずゴルゴンゾーラのしょっぱさと癖のある味が舌に伝わる。と思いきや、栗の甘みが追いかけてくるように感じることができ、とても不思議な味を体験できる。が、ほんとうに美味しいのだ。
メニューの単価自体もお手頃なので、ぜひ友人などと訪れてほしい。

さて、好きなごはん屋さんの最後は、三軒茶屋にある「SEVEN」。
老舗の喫茶店は新宿、上野、品川、吉祥寺など激戦区が存在するが、三茶もまた老舗喫茶店の聖地である。

SEVENでは、特にアイスココアが美味しいと感じる。実は喫茶店のココアマニアである私は、初めて行く喫茶店では必ずココアを頼むことにしている。
結構店に寄って甘さや濃厚さ、コクなどが違う。ここのココアは甘さ控えめ、上に乗っている生クリームが相対して甘い。とても濃厚な飲み口である。いいよなあ。
基本的に甘く設定してある飲み物があえて甘さ控えめなのが好きなので、とても好みなココアである。ごはんでいうと、オムライスがふわふわ、とろとろで、デミグラスソースと相性がとても良い。
この店の近くの整体にたまに行くので、そのついでに度々訪れるのだが、結局はこの二つのメニューを頼んでしまう。
今はわからないが、通っていた当時は煙草が吸えたので、そんなところも通う理由の一つだった。

行きたいごはん屋さん

では、最後にひとつ行きたいごはん屋さんについて書いて終わろうと思う。

国立にある「台形」は人気創作料理レストランである。1、2ヶ月前には予約が全て埋まってしまうほどで、未だ予約を勝ち取ったことはない。
台形について感想を調べると、「食事をしているというよりは、儀式のようであった」といったものを見つけて興味をそそられた。
ここに行った人々は皆、食事の美味しさだけではなく「台形で食事を楽しむ」という体験に重要性を感じているように思う。

私は夜のコースに行ってみたいのだ。夜のコースにしては良心的な値段と、反比例するかのように見た目も素晴らしい料理。Twitterで台形のコースを体験した人のツイートを見る限り、とても満足しているのが窺えて、死ぬほど羨ましくなる。
来年こそは予約を取ってnoteに感想を書きたい。

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