口語俳句 〜11項目の目標とその追求〜 次の取り組みのスタート
俳句にご興味のあるnoteのみなさまに俳句の様々なことについてご紹介していく記事です
口語俳句
〜11項目の目標とその追求〜
6月から個人的に、新しい取り組みをスタートさせたいと思っています。
口語俳句の基礎基本・つくり方については、自分自身その方法はほぼ解りました。
ですので次は、口語俳句で「何をどう詠むのか」といった「内容」の部分の探究に取り組んでみたいと思います。
以前noteに投稿した下記のエッセイで、
俳句を詠んでいくうえでの個人的な目標を8項目掲げました。
「表現の新と万象の真」「驚きと感動の詩」
「一新一真」「都市詠の探求」「一句新世界」
「ものごとの花」「沈黙の美」「内的宇宙」
これにさらに下記の3つをプラスして、合計11項目の目標をこの先時間をかけて探っていきたいと考えています。
「三物一句」「風情の継承」「平明深遠の詩」
「三物一句」
「三物一句」とは、3つの物で1句を構成して俳句を詠んでいく試みです。
1・2つの物で1句を構成するより少し難易度が上がります。
その作品には、深みとともに、より描写が効いて型が安定したものが多い傾向もありそうです。
古池や蛙飛びこむ水の音 古池・蛙・水
荒海や佐渡に横たふ天の川 荒海・佐渡・天の川
暑き日を海に入れたり最上川 日・海・最上川
「風情の継承」
「風情の継承」は、古来の風情をよく解して、それを現代の俳句に活かしていく試みです。
物事の風情をよく味わい、それらを月並ではなくより新鮮に俳句に詠みあらわしていくこと。
時代とともに少しずつ心から忘れさられつつある風情を、現在の自然やふだんの暮らしのなかに再発見していくこと。
「平明深遠の詩」
「平明」は、わかりやすくはっきりしているさま
「深遠」は、内容が奥深くはかりしれないさま
言葉が平明でわかりやすく、内容が奥深い作品がより読者の心に伝わりやすく、響きやすいようです。
俳句は言葉。言葉はよく伝わってこそのもの。そのうえで何を詠み伝えたいのかということ。
今後、これらの目標を作品として具現化していく挑戦とともに、
できあがった作品やその検証などの途中経過を、note記事として少しずつ投稿していければと考えています。
個人的な取り組みですが、ご興味がありましたらまたぜひご覧ください。
いつも
ご覧いただき
ありがとうございます
*これらの俳句の目標は、過去の学びから得たものを再構築、再構成、言い換えたものです
*個人的な目標、考えを短く記しました
*至らない点、充分に書き尽くせていない部分もあると思いますがご容赦ください
*俳句については個人・団体によって様々な考え方や見解があります
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