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俳句 作品一覧

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2023年6月の記事一覧

オートバイエンジンとめて大夕焼

オートバイエンジンとめて大夕焼

季語:ゆうやけ( 晩夏 ) 現代俳句

夕焼けは、夕ぐれに西の空が赤く染まる現象

オートバイのエンジンの冷却システムには、
「空冷」「水冷」「油冷」の方式があるそうです

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香のおくにある香水のれきしこそ

香のおくにある香水のれきしこそ

季語:こうすい( 三夏 ) 現代俳句
香=か

香水は、香料をアルコール類に溶かした液体

その誕生の歴史をたどると、
紀元前の時代までさかのぼることになるそうです

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鮎ときに跳んで山河をきらめかす

鮎ときに跳んで山河をきらめかす

季語:あゆ( 三夏 ) 現代俳句

鮎は、サケ目アユ科の淡水魚のこと

特に春と秋の時期に
跳ぶすがたがよく見られるそうです

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けわしさよ鎖でのぼるいしづち山

けわしさよ鎖でのぼるいしづち山

季語:登山( 晩夏 ) 現代俳句
鎖=くさり

登山は、夏に開かれた山に登ること

石鎚山には、鎖をつたってのぼる
鎖場(くさりば)という登山道があるそうです

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れいぼうよどの絵もくらく美術館

れいぼうよどの絵もくらく美術館

季語:冷房( 晩夏 ) 現代俳句
くらく=暗く

冷房は、夏の室内の温度をさげる装置

美術館などでは、温度・湿度を
一定の数値に保つ必要があるそうです

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一票をこつんととうじ梅雨明けよ

一票をこつんととうじ梅雨明けよ

季語:つゆあけ( 晩夏 ) 現代俳句

梅雨明けは、梅雨の期間が終わること

毎年7月中には、
全国的に梅雨明けするそうです

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庭を掃くおとたえず寺ほととぎす

庭を掃くおとたえず寺ほととぎす

季語:時鳥( 三夏 ) 現代俳句

ほととぎすは、カッコウ科の鳥のこと

日本には5月ごろに飛来し、
他の鳥の巣に托卵し、秋には南へ去るそうです

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尾をふってときながれだす金魚鉢

尾をふってときながれだす金魚鉢

季語:きんぎょ( 三夏 ) 現代俳句
とき=時 鉢=はち

金魚は、コイ目コイ科の観賞魚

金魚が尾をふって泳ぎだすと、
時間が流れだしたかのようにも感じられます

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浜にでてみるみるひいてゆく汗よ

浜にでてみるみるひいてゆく汗よ

季語:あせ( 三夏 ) 現代俳句

汗は、体温調節するための汗腺からの分泌物

砂浜にでると、海の眺めや
波の音、吹いてくる風などがとても心地よいです

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ゆったりとした明滅よほたるかご

ゆったりとした明滅よほたるかご

季語:蛍籠( 仲夏 ) 現代俳句
明滅=めいめつ

蛍籠は、蛍を入れておく籠のこと

木や竹で作ったもの、金網を
張ったものなど様々な種類があるそうです

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大岩に触れた手からもしたたるか

大岩に触れた手からもしたたるか

季語:滴り( 三夏 ) 現代俳句

滴りは、山の岩や苔をつたって落ちる水滴のこと

ぽたぽたと落ちる水滴、または
糸をひくように落ちつづける滴のことです

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ふるさとの大きさほどの神輿行く

ふるさとの大きさほどの神輿行く

季語:みこし( 三夏 ) 現代俳句

神輿は、祭で神霊の乗り物とされる輿のこと

大きいもの、小さいもの、
豪奢なもの、質素なものなど様々なようです

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繁華街手ぶらであるくすずしさよ

繁華街手ぶらであるくすずしさよ

季語:涼しさ( 三夏 ) 現代俳句

涼しさは、夏に感じる涼気のこと

手ぶらは、手に何も持たないこと
繁華街は人々でにぎわう地域をさすそうです

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かじりつくトマトたとえば水の玉

かじりつくトマトたとえば水の玉

季語:トマト( 晩夏 ) 現代俳句

トマトは、ナス科ナス属の植物

夏、運動後や寝起きなどに
冷えたトマトを食べると大変おいしいです

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