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俳句 作品一覧

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俳句作品の一覧です 1句ずつ発表順にご覧いただけます
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2022年10月の記事一覧

窓まどに大きな月のハロウィンよ

窓まどに大きな月のハロウィンよ

季語:ハロウィン( 晩秋 ) 現代俳句

ハロウィンは、ヨーロッパ発祥の晩秋の祭のこと

今日はハロウィン、10月31日に
行われるヨーロッパ発祥の祭りだそうです

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顔あげて黄のおおぞらよ銀杏散る

顔あげて黄のおおぞらよ銀杏散る

季語:いちょうちる( 晩秋 ) 現代俳句

銀杏散るは、銀杏黄葉が散ること

葉を黄色にする色素はカロチノイド
葉を赤色にする色素はアントシアニンだそうです

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夜々まさにいのちの星よ虫のこえ

夜々まさにいのちの星よ虫のこえ

季語:むし( 三秋 ) 現代俳句

虫は、美しい声で鳴く秋の虫のこと

虫の音、虫の声、虫の歌など、
その声の表現のしかたもさまざまなようです

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あるほどの島ただよわせ瀬戸は霧

あるほどの島ただよわせ瀬戸は霧

季語:きり( 三秋 ) 現代俳句

霧は、空気中をただよう細かい水滴のこと

瀬戸内海には、
大小の島が700あまりあるそうです

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バスケットゴール秋空ひろびろと

バスケットゴール秋空ひろびろと

季語:あきぞら( 三秋 ) 現代俳句

秋空は、秋の季節の空のこと

バスケットゴール、
野外にも設置されているのを時折見かけます

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秋ぞらに表裏をはじきコイントス

秋ぞらに表裏をはじきコイントス

季語:秋空( 三秋 ) 現代俳句
表裏=ひょうり

秋空は、秋の季節の空のこと

コイントスは、投げたコインの
裏表で物事を決定することだそうです

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息をしてじぶんも地球ほしづき夜

息をしてじぶんも地球ほしづき夜

季語:星月夜( 三秋 ) 現代俳句

星月夜は、星あかりの夜のこと

月が出ていない、
星あかりだけの夜空の様子をさすそうです

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ひとりずつ街をともして秋の灯よ

ひとりずつ街をともして秋の灯よ

季語:あきのひ( 三秋 ) 現代俳句

秋の灯は、秋の夜のあかりのこと

人がともしている灯だとおもえば、
街もさらにあかるく感じられそうです

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一身で弾いてグランドピアノは秋

一身で弾いてグランドピアノは秋

季語:あき( 三秋 ) 現代俳句

秋は、立秋から立冬の前日までの時期のこと

ピアノの奏者の方々は、
身体全体を使って弾いているような印象です

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はば跳びの踏みきるたびよ秋の空

はば跳びの踏みきるたびよ秋の空

季語:あきのそら( 三秋 ) 現代俳句

秋の空は、秋の季節の空のこと

走り幅跳びには、かがみ跳び、そり跳び
はさみ跳びなどの跳びかたがあるそうです

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ピーナッツ奥歯で噛んでバーの夜

ピーナッツ奥歯で噛んでバーの夜

季語:ピーナッツ( 晩秋 ) 現代俳句

ピーナッツは、落花生のこと

落ちた花から実が生ることから
落花生とよばれるようになったそうです

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鯊を釣る仕掛けづくりよゆびに風

鯊を釣る仕掛けづくりよゆびに風

季語:はぜつり( 三秋 ) 現代俳句

鯊釣りは、秋に鯊を釣ること

釣りは、何を、いつ、どこで、
どんな仕掛けで釣るかなど、楽しみも多いです

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赤とんぼ手とどく空を飛びかうか

赤とんぼ手とどく空を飛びかうか

季語:あかとんぼ( 三秋 ) 現代俳句

赤とんぼは、赤い色をしたとんぼのこと

日本には、約200種類の
とんぼが生息しているそうです

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背後から空につぎつぎばったとぶ

背後から空につぎつぎばったとぶ

季語:飛蝗( 初秋 ) 現代俳句

ばったは、バッタ科の昆虫のこと

さーっと風が草はらを渡ると
ばったが何匹かはたはたと跳ぶこともあります

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