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俳句 作品一覧

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2022年6月の記事一覧

沖の船過去見るようにサングラス

沖の船過去見るようにサングラス

季語:サングラス( 晩夏 ) 現代俳句

サングラスは、日ざしから眼を守る保護眼鏡

各地で次々に梅雨が明けて
いよいよ夏本番といった印象です

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青りんごかりりと雨後の鬱晴らす

青りんごかりりと雨後の鬱晴らす

季語:あおりんご( 晩夏 ) 現代俳句

青りんごは、夏に出まわる緑色の林檎のこと

青りんごは食感がシャキッとしていて
酸味がより強いのが特徴となっているそうです

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うみがめとともに月あるすな浜よ

うみがめとともに月あるすな浜よ

季語:海亀( 三夏 ) 現代俳句

海亀は、海にすむ亀のこと

日本の砂浜で見られるのはアカウミガメ
アオウミガメ、タイマイの3種だそうです

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夏の月ながめるところふるさとは

夏の月ながめるところふるさとは

季語:なつのつき( 三夏 ) 現代俳句

夏の月は、夏季の月のこと

月の海、月の入江、月の湖、月の沼など
月の表面には様々な呼び名があるそうです

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太宰の忌灯がてらしだす夜のあめ

太宰の忌灯がてらしだす夜のあめ

季語:だざいき( 仲夏 ) 現代俳句

太宰忌は、小説家太宰治の忌日

1948年、入水が6月13日
死亡が確認されたのは6月19日だそうです

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ながれ去る街のあかりよ梅雨の夜

ながれ去る街のあかりよ梅雨の夜

季語:つゆ( 仲夏 ) 現代俳句

梅雨は、日本などの雨季の一種のこと

今年の梅雨明けは早く、全国各地で
梅雨の最短期間を記録しているそうです

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開放感ミントのアイスクリームよ

開放感ミントのアイスクリームよ

季語:アイスクリーム( 三夏 ) 現代俳句

アイスクリームは、氷菓の一種のこと

含まれる乳固形分の量で、アイスクリーム、
アイスミルク、ラクトアイスに分類するそうです

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黙としてあゆみ去れずよえごの花

黙としてあゆみ去れずよえごの花

季語:えごのはな( 仲夏 ) 現代俳句

えごの花は、エゴノキ科の落葉小高木の花

エゴノキの樹高は7~15mほどで
庭木としてなど、広く分布しているそうです

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突っ立って地球そのもの大向日葵

突っ立って地球そのもの大向日葵

季語:ひまわり( 晩夏 ) 現代俳句

ひまわりは、キク科ヒマワリ属の植物

咲いているひまわりが太陽を追って
その向きを変えることは実際はないそうです

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どっしりといのちいだいて金魚鉢

どっしりといのちいだいて金魚鉢

季語:きんぎょばち( 三夏 ) 現代俳句

金魚鉢は、主にガラス製の金魚を入れる鉢

金魚には、和金、琉金、
出目金、蘭鋳などがいて様々のようです

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あじさいよ雲にかくれて富士筑波

あじさいよ雲にかくれて富士筑波

季語:紫陽花( 仲夏 ) 現代俳句

紫陽花は、アジサイ科アジサイ属の植物の一種

土壌が酸性の場合は青色に
アルカリ性の場合は赤色に咲くそうです

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しんしんと無があるだけよ蟻地獄

しんしんと無があるだけよ蟻地獄

季語:ありじごく( 三夏 ) 現代俳句

蟻地獄は、ウスバカゲロウの幼虫と巣穴のこと

ウスバカゲロウの幼虫を指す場合と
その特徴的な巣穴を指す場合があるようです

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一天を押しあげているふんすいよ

一天を押しあげているふんすいよ

季語:噴水( 三夏 ) 現代俳句

噴水は、水を噴出する装置のこと

噴水、英語では
ファウンテン(fountain)というそうです

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ながながと美のなかにいて大朝焼

ながながと美のなかにいて大朝焼

季語:あさやけ( 晩夏 ) 現代俳句

朝焼けは、日の出のころ東の空が赤くなること

日の出や朝焼けが楽しめる
観光や撮影スポットなども各地にあるそうです

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