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大岡団地公園マルシェ

昨日、僕の家の近くの公園でマルシェをやっていた。

時々やっていて、公園と良くマッチしていて良い企画だと思う。

行ったのは2回目。

友達のたこ焼き屋がやっていたというのが理由の1つ。

もう一つは、いつもは日中やっているんだけど、今回は15時スタートで20時終わり。それで、暗くなってから、外での映画上映があった。それが気になっていたというのがもう1つの理由。

結局、やる事があって時間が合わず映画は見なかったけど。

沼津のあちこちの場所を使って映画をやっている大木さん。友達の奥さん。感じの良い人で仕事の出来る人で、尊敬できる人だ。その人のスキマシネマという企画。商店街でやったり空きビルでやったり、魅力的だ。映画も気になるものばかり。

イベントはこぢんまりした感じで、丁度良い感じだった。子供達もはしゃいでいて、見ていて嬉しい気持ちになった。

椅子が結構な数、用意されていたのも良かった。椅子って大事だと思う。座れるっていうのは。それは、商店街でも、道端でもどこでもそうだ。座れる場所が無いと通り過ぎてしまう。

団地クラブっていうお年寄りのグループがハワイアンをやっていた。名前を最初聞いた時、ダンシング・ラブかと思った。日差しが暑い位天気が良くて、空が広く感じられて音楽が合っていた。

ゆっくりで、たらたらした感じの演奏だったので、始めはちょっと面白半分で見ていたのだが、途中からその感じが良く思えて気持ち良かった。

近所のお年寄りがステージ前の椅子に座って、○○さ~んって演奏している人に声を掛けたり、歌詞カードが渡されて日本の童謡を一緒に歌ったり。そこには幸せがあった。

僕の母ももう10年とかでお年寄りかなあなんて考えた。考えないようにしているけど、それは当たり前の事でそれだから人生の輝きに感動できるのだろうと思う。

2年前に亡くなった祖母の事を思い出した。祖母は、公民館にフラダンスをしに行っていた。グループの中で自分が特に高齢だと言っていた。楽しんでいるようだった。ちぎり絵をやったり、本を読んだり、自分は学校行けなかったからと年取ってから興味あるものに挑戦して勉強していた。

マルシェには15時ころから1時間程いて、一旦帰って、終わり間際にまた行った。

子供が走り回ったり、だるまさんが転んだをしたりしていた。これくらいの時間まで外で遊べるのって子供にとって特別で楽しかった事だろう。

普段は、ここの公園で子供が遊んでいるのを見かけなくなった。コロナもあるのだろう。

お母さんと幼稚園児、1組とか。

夏の終わりまで草が伸び放題になっていた。

ほぼ毎日散歩で通って見ているから、近所の人間として今回のイベントの様子を目の当たりに出来たのは嬉しく思った。これからも定期的にやっていただきたい。

イベントが終わってから、知り合いの居酒屋でバイトした。東京の人が来ていて、酒を沢山飲ましてもらったし仲良くなって、浅草に遊びに行ったら案内してくれると言って貰えて嬉しかった。

神奈川から一人で来ているお兄さんがいて、話していたら今話題のブレーキングダウンのアフレコで冗談動画みたいの作っている人だった。登録者が20万人いるそうだ。店の店長は、良くわかってないけどとりあえずサインを貰っていた。お兄さんはサインなんて始めてだと言ってた。そうだろうなあ。

昨日は嬉しい事が多かった。

バイトも終わって夜中に帰って寝たら祖母の夢を見た。夢特有の訳の分からないシチュエーションだった。祖母は70~80歳位のまだ全然ボケもしないし健康的な頃だった。僕と祖母はそれぞれ、ウォータースライダーの時みたいな大きい浮き輪に乗っていた。その状態で、平坦な街中をマリオカートみたいに走り回っていた。

祖母と横並びになった時、ふいに祖母に、大好きだよ ずっと一緒にいようねって僕は言った。そんな事、直接言った事無かったけど。そうしてじきに目が覚めた。

目が覚めてから泣いて。大岡公園でお年寄りを見たからだなあと思った。

祖母が足を悪くしてから、一緒に歩くときに手を繋ぐ時が嬉しかった。母と祖母が手を繋いでいるのを見るのも好きだった。

団地マルシェに行く度に夢で祖母と会えるのかしら。

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