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Netflix『メアリと魔女の花』映画レビュー

今年の初映画は、Netflix『メアリと魔女の花』でした💐
以下ネタバレ注意です⚠️これから見ようと思っている人は読まないで下さい💦


メアリという赤毛の少女が
森の中で「魔女の花」を見つけ、魔力を宿し、
箒に乗って魔法学校に行きます🧹魔法学校と言うと、ホグワーツを思い出しました。原作がイギリスの児童文学という事もあり、ハリーポッター要素が強い映画だと思いました。

魔法学校の校長(マダム)と科学者(ドクター)が出てきて、「魔女の花」を狙ってきます。
「魔法×科学」の発想が面白かったです。
「魔法×科学」が「近代」「進化」「欲望」の
象徴に見えました。
しかし実験は、すべて失敗に終わります。
動物実験で、酷い形になった動物たちを
メアリは魔法で元の姿に戻し、動物たちと一緒に逃げようとします。
善🆚悪というより「近代🆚自然」の戦いでした。
人間は欲望が強い生き物ですが、欲望は醜い。
進化は善なのか?動物実験はいいのか?と、色々
考えさせられました。

絵は、ジブリなので和製ハリーポッターかと思いました。特に、最後のシーンがハリーポッターでした。ハリーは、世界最強のニワトコの杖を折って捨てるように、メアリも「魔女の花」を上空から捨てます。ネタバレごめんなさい🙇🏻‍♀️🙇‍♀️🙇🏼‍♀️
主人公は、権力や欲望に溺れず、強い武器を捨てます。戦争は、人間の身勝手な欲望から生まれるので
欲望に打ち勝て、というメッセージなのかなと
思いました。

P.S. 文学部英文学科卒なので、映画を見ると
分析してしまう癖があります(笑)
こんな内容の論文ありそう〜(笑)

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