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痛みや不調への対策

最近、お天気が悪いですよね。
車椅子利用者の中には、お天気が悪くなると体調を崩したり痛みが強くなる方がいます。

もちろん、お天気に関係なく痛みが強い方もいます。

利用者ご自身ができること

昔、お世話になった利用者さんの中に、お尻の痛みをずっと訴えている方がいました。その方は、ベッドに座って朝からずっと夕方に来る息子さんをひたすら待っていました。

その方がお尻の痛みを訴え始めたのは、デイサービスを休み始めた頃からでした。それまで週4日、デイサービスに通っていましたが利用者同士のちょっとしたトラブルからデイサービスに行かない状態が続いていました。

デイサービスに通っていた頃は、お尻の痛みを訴えることは一度もなかったそうです。褥瘡などのトラブルがあるわけでもありません。
一体、何が起こっているのでしょうか?

その方が変わったのは時間の過ご仕方でした。

デイサービスに通っている時は、他の利用者さんとのおしゃべりやアクティビティなど、楽しいことがたくさんありました。ですから、意識が外に向いていて、多少の痛みや不調があってもそれほど気にならない生活を送っていました。

しかし、家で1人。ひたすら息子を待つ時間は、なんの刺激もありません。息子さんがいない不安もあったと思います。意識が自分へと集中してしまいがちです。「お尻が痛い」も最初は、一時的なものだったかもしれません。しかし、お尻が痛い、お尻が痛いと意識がそこにフォーカスし続けると、さらに痛みがご自身の中で締めるウエイトが大きくなってしまいます。

当時、福祉用具専門相談員だった私も、ケアマネさんも、解決方法はわかっていました。ただ、本人が迷いながらもデイサービスの再開に首を縦に振るまで、説得に2年間の時間を要しました。
最初は、お試しという形でした。久しぶりに行って、楽しさを思い出したのでしょう。無事にデイサービスを再開し、その後は、お尻の痛みを訴えることがなくなりました。

痛みや不調の程度は、その人によって様々ではありますが、それを軽減、解消する方法として、好きなこと、夢中になれることをお勧めしています。

最初はちょっと頑張りが必要でも、気づいたら2時間、3時間経っていた。なんていうこともあるのではないでしょうか。

もし苦しんでいる方がいらっしゃいましたら、一度お試しください。

痛み、不調軽減のためのサービス


また、介護保険で車椅子をレンタルしている方のための車椅子相談を保険外サービスで行っています。あなたの車椅子に座ると起こる不調や痛みなどを軽減、解消できる可能性があります。

介護保険で車椅子をレンタルしている方の中には、体に合わない車椅子を使っていたり、きちんと調整されないまま使っている方がたくさんいらっしゃいます。

最近は、フットサポートやアームサポートの高さ調整くらいでしたら、ほとんどの事業所が行っていると思います。しかし、それでは不十分な場合が多いのです。

床ずれや転落、猫背の助長など、様々な二次障害の原因となる“すべり座り“が起こるか否かは、それらに加えて背張り調整の技術にかかってい流のです。しかし、背張り調整は無段階のベルトを何本も調整しなければならず、技術が必要となります。これをきちんとできる技術者は限られているのです。

しかも、背張り調整を失敗すると、逆に体に悪影響を与えてしまいます。それくらい、体への影響が大きく、効果が絶大なのです。

特に、猫背の方は背もたれの調整次第で、その後の生活が大きく変わります。

猫背の方がそのまま車椅子や椅子に座っていると、頭の重さに耐えられずにどんどん、猫背が進行していきます。すると、背中や腰が痛くなるだけでなく、視線が合わなくなって孤独に閉じ込められてしまう方がいます。食事や飲み込みがうまくできなくなる方もいます。

当社が提供するシーティングサービスでは、体幹のコントロールを行うことで、猫背の進行を遅らせたり、痛みの緩和ができます。また、まわりの人と視線が合う様になりますし、食事や飲み込みがしやすい姿勢を作ることができます。シーティングによって、笑顔を取り戻した方もいます。

猫背の方でなくても、同じ車椅子を使っていても、体に合わせて調整できているか否かで、痛みや疲れやすさなどが大きく変わります。
中には、車椅子からの転落や褥瘡を繰り返していた方が、シーティングをすることで、その後、一度も転落や褥瘡がなくなったという方もいます。

それほどまでに、車椅子を体に合わせることは体と心の健康のために重要なことなのです。

敬老の日のプレゼントに

9月は敬老の日でもありますね。これまでは旅行や外食などをプレゼントしてこられた方も多いと思います。

しかし、去年今年と、コロナ禍で外出が難しい状況にあります。ワクチンを終えて今年こそ! と考えていたものの、ワクチンを打っても感染する方、新しい株の出現と不安が後を断ちません。

今年の敬老の日は、何をプレゼントしようか頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

私自身、その1人です。親世代は私より経済力があり、必要なものはすでに持っています。あまり物が増えすぎるのも考えものですし。何をプレゼントしても喜んではくれますが、本当に役立つもの、心から喜んでくれるものをプレゼントしたいですよね。

もし、あなたのご家族が介護保険で車椅子をレンタルしているなら、今年は車椅子相談(シーティングサービス)を敬老の日のプレゼントにしませんか?

ご予算も、ちょっとした旅行程度の設定となっています。

おまかせコース(50,000円/〜訪問3回)
シーティングに加えて、関係事業所との連携、連絡もこちらで行います。ご本人様、ご家族様から事業所に連絡する必要がないコースです。

エコノミーコース(30,000円/〜訪問3回)
シーティングサービスのみ提供するリーズナブルなコース。関係事業所との連携、連絡はご本人様、ご家族様からしていただける方限定となります。

どちらのコースも、東京23区、川崎市、横浜市と、埼玉県、千葉県の一部限定となります。
サービスの完了後に、シーティング前に抱えていたリスクと、シーティング後にどれくらい変化したかが分かる報告書「シーティングレポート」をお送り致します。

その後の使い方、座り方のアドバイスなどもお伝えしますので、安心して車椅子をご利用いただける様になります。

次に、一緒にお出かけできる日のために、安心と快適をプレゼントしませんか。


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