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【子供の工作】受験科目にない工作を学ばせるべき理由と工作好きな子供に育てる秘訣

こんにちは!
習慣の達人くるーめです。

6歳になった幼稚園児が工作にハマっています。

毎日、絵を書いたり、折り紙を切ったり、段ボールで何か作ったりしています。

習慣にもなった子供の工作について、アレコレ考察してみたいと思います。

子供を工作好きにする方法もご紹介しますよ。

工作は芸術ではない

「子供に工作なんかさせても、芸術家になるでもないし、受験科目でもないしなw」

ちょっと待って下さい。それでは余りにも近視眼的。

工作というと、芸術・アートというか、ロボットみたいなイメージがありますけど、子供の成長を促すメリットがたくさんありますよ。

工作の延長に、アートやロボットを見るのではなく、子供の基礎力を高める学習と捉えるといいですね。

<工作で身につく能力>

・手先を使い脳が刺激される

・想像力、発想力が豊かになる

・仕組みを知りたい。好奇心が刺激される

・物を見る際の解像度が高まる

・集中力が高まる

・どうしたらくっつく?課題解決力がUP

・オモチャ代が浮く

海外での「工作」は?

海外での工作は、どのような位置付けなのでしょうか。

アメリカでは学校やキャンプ、家庭でも積極的に工作が行われているようです。

STEM教育(Science, Technology, Engineering, Mathematics)の一部としても重要視されています。

子供たちは科学実験、工芸品制作、ロボティクスなどの活動に参加します。

カナダではSTEM教育に焦点を当て、子供たちに科学的な実験やプロジェクトを通じて学ぶ機会が提供されています。

ヨーロッパの多くの国でも工作は一般的。子供たちは、木工、陶芸、テクノロジー関連のプロジェクトなどに取り組みます。

オーストラリアでも工作は広く行われており、学校や図書館、コミュニティセンターで工作クラスやイベントが開催されています。

海外の国々で工作が奨励されているのは、子供たちが創造的なスキルを発展させ、科学やテクノロジーに興味を持つ一助となるからです。

工作は楽しみながら学び、問題解決能力を向上させる手段として広く受け入れられているようですね。

日本よりも、「重要な教育の一部」として捉えられているようですね。世界の標準では、工作がとても重視されています。

工作の価値が高まる未来

工作は、子供の基礎能力を育むだけではありません。

今の子供が大人になる頃には、工作自体の価値が見直される社会になります。

①観光産業が日本の基幹産業になる
(自然遺産、歴史文化、食文化、安い、安全)

②ChatGPTで仕事が減り、余暇が増える
(ベーシックインカム、週3勤務も実現?)

この大きな環境変化・トレンドを見据えると、工作自体の価値が爆上がりしてきます。

世界中から暇をもて余した人が、観光で日本にやってきます。しかも、超円安なので、相対的に超リッチな海外のお客様が。

日本各地で、体験型産業・アクティビティが盛り上がります。日本の伝統文化、食文化、モノづくり、自然環境を活かしたアクティビティです。

それらのプロになって、体験教室を開けば儲けられると言う話ではありません。

クラフトマンシップを持っていると、それらのビジネスに順応しやすくなります。

工作が好きだと、同じ日常を見ていても、見えてくる情報の量が圧倒的に高くなるからです。

誰だって、好きなもの、関心の強いものについては、放っておいても詳しくなりますからね。

子供が工作好きだと、大人になった時に、ビジネスチャンスをどんどん広げていけると確信しています。

工作が苦手な大人

私は、自分が特に工作が得意な認識はありませんでした。得意かどうかを考えたことするらありません。

ある大人をみて気づいたのです。「絶望的に苦手な人もいる」と。それは、ママです。沖縄でシーサー作りの体験をしたときのこと。

出来上がってる土台に、粘土で顔のパーツを作ってくっつけていきます。

私も、当時5歳児の娘も、サクサクと黙々と作業を進めていくのですが、ママだけ「あぁ、どうしよう・・、どうしたらいいの」とテンパリまくっています。

結局、手助けをして何とか完了できたのですが、一人だけ3倍は時間がかかっていました。

後できいてみると、「工作、つくる系」は、大の苦手らしいです。小さい頃から、工作の類はしてこなかったとのこと。

なるほど、納得です、、

工作好きな子供の育て方

なんか工作いいじゃん。

自分の子供にも工作させてみようかな。でも、私は工作が苦手だし、どうしたらいいのかな。

最初に結論です。

子供のサインを見逃さず、褒めまくる

私の幼稚園児の娘(今6歳)は、工作が大好きです。

段ボールやトイレットペーパーの芯、折り紙、模造紙などを使って、オモチャを作ったり、絵を書いたりしていつも遊んでいます。

最初は、ぬり絵に関心を示しました。2、3歳の塗り絵、色鉛筆を握って、なぐり書きなようなタッチで色をつけていきます。

当然、はみ出しまくり、お世辞にもうまいとはいえません。

それでも、「色をつけたこと」だけでも成長だと思って、「上手だね」って褒めてあげます。

すると、ぬり絵が好きになる。えんぴつの持ち方が上手になるにつれて、細かく色をぬることができるようになりました。

他にも、アクアビーズと言うオモチャをやり始めた時のこと。手先が器用でないと大人でも苦労します。

何とか小さなお花を作った娘に、「すごいね、作るの得意なんだね」って褒めます。褒めちぎります。

褒められると、もっとやりたくなる。子供もアラフォーオサーンも同じですね。

これを繰り返していくと、色々な「作る系、創作系」がどんどん好きになっていきますよ。

環境づくりも大事

環境づくりも大切。工作や自然科学への関心が高まりそうなオモチャを中心に与えます。

そして、親も一緒に遊びます。サポートしながら、子供が少しでも出来た点を探して、褒めてあげます。

<与えたオモチャ>

 動物のぬいぐるみ

 ぬり絵、スケッチブック、折り紙

 ジグソーパズル、知育パズル

 動物や海洋生物、恐竜のフィギュア(アニア)

 ビーズ、アクアビーズ

 立体ずかん(クラフトぶっく)

 ねんど、スライム

ポイントは、子供が受け身になるオモチャはなるべく与えないことです。

iPadだったり、ニンテンドーDS、スイッチなどです。

これらを与えると、ずっと集中して見続けてしまいます。

ひたすら受け身になり、流れてくる情報を処理するだけの姿勢が染みついてしまいます。

オモチャのチョイスは、「手先を動かして自分で考えて遊ぶもの」を中心にすると良いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

日本の教育では、受験科目にない工作等は軽んじられて、子供の遊びの1つ程度でしか捉えられていません。

様々な能力を伸ばしていける貴重な時期に、もったいないですね。

親としては、子供が興味を示したことを、細かく観察して、育んであげる姿勢を持っておきたいですよね。

工作が、子供の可能性を広げてくれることを信じて。

※幼児・子供の教育について書いた他のnoteもチェック頂けますと幸いです!

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