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【中学生の塾】中学1年生を22時まで塾で勉強させることがムダなのは何故か

こんにちは!
習慣の達人くるーめです。

私の知り合いのママが、中学1年生の娘を塾に入れました。

その塾、けっこう「アツい系」らしく、平日は22時まで勉強するようです。

知りませんでしたが、今どきの中学生の塾は22時も当たり前のようですよ。

22時までって、家帰ってお風呂入って寝るの23時半ごろじゃないですか。

ビックリしませんか?そんな世界になっているのかと。ビックリというかドン引きですよ。

そこで、今回は、子供(中学生)の塾についてアレコレ考察したいと思います。

なお、私は塾関係者ではなく、普通のJTC会社員のアラフォーオサーンです。

私の仕事は塾とまったく関係ありませんが、高校時代にリアルビリギャル(男)として、現役で慶應法学部に合格しています。

なので、子供の塾や受験関係には、それなりに体験を語ることができるのです。

子供自身が望んでいるか

出来の悪い子供を、専門家にみっちり指導してもらおうなんて考えていませんよね。

そんなことをしても、高い授業料をドブに捨てるようなものですよ。

子供自身が、「塾で勉強したい、成績を良くしたい」と強く望んでいない場合は、期待と時間とお金の無駄です。

断言します。絶対に成績は上がりません(キッパリ)。

喉が渇いていない馬を、水辺に引っ張っていって頭を押さえつけても、水は飲みませんよ。

私自身は、高校時代ですが、予備校に通いました。「慶應に行くために塾に行かせて欲しい。絶対に浪人しないから」と親にお願いしましたよ。

目的は明確か

子供を塾に入れるとき、目的は明確になっていますでしょうか。塾で学んだ先のゴールは明確に描けていますでしょうか。

何となく頭が良くならないと可能性が狭まる」程度の軽い思いで、塾を利用していませんでしょうか。

「周りの友達もみんな塾が良いしているからうちも」、なんて安易に考えていませんでしょうか。

実際、塾に通うこと自体が目的になっている人も多いと思います。

明確な目的があって、そこに到達するための1つの手段として塾があります。

塾に通う目的は、希望する学校に合格することに他なりません。

その試験に向けて、塾がある。志望校は明確になっていますか?

目的が明確ではなく万人が失敗する身近な例があります。それはダイエットと英会話です。

何となく痩せたい、英語が話せるようになりたい。塾も似た構図になっていませんか。

受験は基本的に暗記ゲーム

中学生が塾に通うのは、良い高校に進学するため。高校生が塾・予備校に通うのは、大学受験に備える為です。

最終到達地点は大学入試ですので、究極は大学受験のために塾に通うと言えそうです。

でもちょっと待って下さい。
大学入試って、完全に暗記ゲームですよ。

少なくとも、私が卒業した慶應法学部まではそうです。断言できます。

入試が単なる暗記ゲームだとしたら、中学1年生の子供を22時まで塾に通わせる理由って何でしょうか?

効率よく暗記するためなら、他にいくらでもベターな方法がありそうなもんです。

平日22時はヤバい

ほとんどの塾では、部活のある生徒も通塾できるよう、遅めの時間設定をしています。

集団指導塾だと19:30前後に始まり、授業が終わるのは22:00頃のようです。

でもね、中学1年生の子供に、塾で22時まで勉強させるのは、色んな意味でヤバいですよ。

大人だって、毎日22時まで働いていたら、頭おかしくなりますよ。

ひと昔前まではそうでしたが、生産性も悪く、サステナブルな働き方ではないと否定されています。

それらの大人が止めようとしていることを、子供に強いるのってどうなんでしょうか。

ちなみに、この塾文化は日本と韓国と台湾くらいにしかないようです。

<中1の22時学習がNGな理由>

・学習効率が悪い

・家族の会話がなくなる

・「勉強」以外の好奇心が育たない

・精神的に追い込まれる

中学生の塾はムダ

結論です。東大・京大や慶應医学部でも目指さない限り、中学生で塾に通うのはムダですね。

塾に22時まで通って勉強するということは、塾以外では勉強しないことを意味します。

帰って、風呂入って、ベッドに入って23時半。翌朝はもう学校ですからね。勉強は、学校と塾でもうお腹いっぱいとなるハズです。

でも、本当に頭のいい人は、24時間勉強しているんです。塾以外でも勉強しています。

日常生活の中で、いつも物事を深く多角的に考えて、習慣のように勉強しています。

本人は勉強しているつもりはありません。楽しいから勝手に勉強する。楽しいから、スマホゲームに夢中になったり、漫画を読み耽ったりするのと同じです。

本人が楽しいと思えば、22時まで塾に通わせなくても、勝手に勉強しますよ。

問題は、どうやって、そうさせるかです。

家での教育と親の接し方が全て

子供にゲーム機を買い与える。スマホを与える。韓国のアイドルに夢中にさせる。

結局、子供にとっては絶対的で最強に影響力の強い「親」が、そうさせています。

必ずしもスマホ等が悪者ではありませんが、塾以外では勉強しない環境・状況を作り出したのは親なんです。

中学生にもなると、いきなり生活習慣を改めさせるのは難しいかもしれません。

でも、少しずつでも子供への接し方を変えていけば、塾に頼らずとも日常的に勉強するようになっていくはず。

諦めたら、そこで試合終了です。

塾なしが不安な人は

中学1年生で塾なんて無駄です。とは言え、全く塾に通わないのも不安だという人もいるでしょう。

そんな方にオススメなのは、英語です。英語だけで良いです。英語だけなら、平日のほぼ毎日、22時まで塾通いなんてしなくて良くなります。

子供の負担も、家計の負担も大きく減らすことができます。

なぜ、数学でも理科でも国語でもなく、英語なのか。

中学生で英語を得意にしておくと、大学受験で最低でも慶應に合格できるんです。

その理由と、コスパの良い学習法はこちらのnoteにまとめています。

子供を22時まで塾通いさせる前に、ぜひチェックしてみてください!

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