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目の前の幸せに思いっきり飛びつく

人間は大きな幸せを前にすると、急に臆病になる。
幸せを勝ち取ることは、不幸に耐えることより勇気が要るの。

下妻物語
竜ヶ崎桃子


このセリフ、ご存じの方もいらっしゃると思います。

映画「下妻物語」で、ロリータ趣味の桃子(深田恭子さん演じる)が、
医者との再婚を迷う母親に放った言葉です。


鑑賞した当時は、
ほお~なるほどねえ、そんなもんか。


くらいの、肯定にも否定にもならないような感覚で
この言葉を流していたのですけれど、


なんとなく最近思うことがあって
このフレーズを深く考えるようになりました。


とある状況から抜け出したくて
なんとか頑張って
手にした選択肢。

嬉しいはずなのに、
望んでいたことのはずなのに。

颯爽と飛び込んでいけない。

求めていたものが、
いざ手に入るところまでくると、人間ビビるものなのかなあと。


幸せになるのも、それを受け入れることも勇気がいる。

うーん。
難しい。

最後まで読んで頂きありがとうございました!