日本語を読む、書く(6冊目)
〈参考文献〉
井上靖(1969) 額田女王 新潮文庫
2021年8月、舞台に出演し、大海人皇子役を演じました。その過程で彼の周辺の歴史を調べていると興味が湧き、歴史小説を読んでみようと言うことになりました。
今までは現代の文章の本しか読んでいなかったので、当時の言葉遣いや名称、感性に慣れるのに時間が掛かりましたが、逆にその世界にハマってからは最高という感じでした。
中でも、当時に生きる人達の感性、いわゆる「いとをかし」とか「あはれなり」というのが本作中で暴れ回っていて面