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株式会社ベクトルの転職活動note

こんにちは!今回はPR業界1位の株式会社ベクトルの中途採用選考に参加したので、選考内容、結果をまとめていきます!

本記事の想定読者
・中途採用選考の内容が気になる方
・転職活動でベクトルへの転職を検討されている方

目次は下記の通りです!

株式会社ベクトルの概要

PR業界において、売上・利益ともに国内で第1位、世界でも第15位にランクイン!(『PRWeek Global Agency Business Report 2019』による)するベクトル

商品やサービスがニュースに取り上げられるような企画やアプローチを行うマーケティング手法である「PR」サービスをワンストップで提供しているのが特徴です。

応募したベクトルの求人内容

今回はビズリーチが運営する20代向け転職サイトのキャリトレから応募しました!

応募したのはベクトルのオープンポジション求人です。

キャリトレ上で以下求人の面接確約スカウトを頂いたので、承諾して面接に参加しました!

以下キャリトレの求人内容より抜粋(https://www.careertrek.com/company-486/jobs-1632618)

戦略PRは、人間の第三者からの声には共感しやすいという性質を踏まえた、他者への理解・共感・信頼を構築するマーケティング手法であり、急速に市場を拡大しています。

本ポジションは、新規クライアントの課題解決のためのPR戦略の企画立案と提案営業を通じて、新規アカウントの獲得をお任せします。クライアントの商品・サービスを世の中に広めるために、戦略PR施策ほかグループ会社のもつデジタル、コンテンツ開発、動画、オウンドメディアほか、様々なソリューションを体系化させた統合型コミュニケーションの戦略立案及び実行までを担当いただきます。

クライアントのブランディングやプロモーション施策などを通じて様々なマーケティング課題解決に貢献いただくことを期待します。

【具体的な仕事内容】
アポリスト作成、テレアポ、面談&ニーズヒアリング、企画書作成、プレゼンテーションの一連の新規営業活動を行っていただきます。
アポリストはご自身で作成いただき、テレアポや営業メール等でアポを獲得していただきます。
(参考)平均1日の新規アポ架電件数 50〜60件
(参考)平均1日の新規アポ面会件数 2〜3件
オンラインでの面談にて、まずは弊社のケイパビリティの説明を中心に、先方企業の課題ヒアリング~コミュニケーション戦略の提案を行っていただきます。基本的には直のアカウント獲得を目指した動きになります。
現在、案件獲得を目指した広告代理店への新規案件獲得営業はほぼない状態ですが、営業戦略として上位5位以内の広告代理店とのリレーション構築を強化していく方向にあるため、広告代理店の営業局、クリエイティブ局、プロモーション局、PR局、プロモーション局へのアプローチをお願いする予定です。直クライアントにおいては、宣伝部、マーケティング部、プロモーション部や広報部、PR部門へのアプローチとなります。

【クライアント例】
IPOを目指すベンチャー企業のIPOに向けたブランディング戦略、上場企業、ナショナルクライアントに向けたPRを基軸としたコミュニケーション施策やプロモーションキャンペーン施策など。消費財メーカーなどのBtoCが6割、その他BtoB企業が4割程度になります。

【チーム構成】
配属予定の部署(戦略営業部)は、現在6名のメンバーで構成されています(内訳:30代が2名、20代が4名)今後部署の拡大を予定しており、今回の採用はそうした展開を見据えた増員(3〜5名程度)が背景となります。

リクルーター面談

オンラインで30分の面談でした。
求人内容説明後に経歴や経験についての質問があり、双方問題なければ書類選考に進むというものでした。

■会社説明
ベクトルグループ内の営業以外にPRコンサルタントなど複数職種のオープン求人。ベクトルグループ全体として今後はPRだけでなく最終的なCVなど対顧客のコミュニケーション全般を支援する企業を目指す。

そのための体制として40以上のグループ会社を立ち上げており、マーケティング施策の専門性を高めていく。また、今後は海外展開も積極的に行っていく。

■質問
Q:自己紹介をお願いします。

学生時代にインサイドセールスを1年半経験し、現職ではシステムエンジニアとして〇〇案件に携わっており要件定義やメンバーマネジメントを中心に行っております。

Q:なぜ転職活動を開始したのか?

現在の仕事において上流から下流まで業務を経験できてキャリアの1区切りになると考えたこと、また学生時代の経験と対比して顧客の業務とシステムに向き合う働き方よりも顧客の成長を支援する仕事がしたいと感じたため。

Q:転職活動の選考状況について教えて下さい。

転職活動自体は始めたばかり。職務経歴書を作成し求人にいくつか応募した状態。顧客への提供価値が定量的に出る仕事のほうが向いていると思い、WEB広告などを検討している。

Q:具体的な企業名はどこか?

サイバーエージェントとセプテーニ、オプトも検討しているが中々求人に巡り会えない。

Q:サイバーとセプテーニだとどちらのほうが魅力的だと感じるか。また、どのようなところに共感しているか

サイバーエージェントの方が魅力的に感じている。理由としては経営体制から積極的に挑戦していく文化が見て取れるから。ブランドイメージの影響があることも否めないが。

Q:どうなりたい、または何をやりたいなど将来像はあるか?

将来は事業立ち上げなどビジネスの上流工程に関わっていきたいと考えている。具体的にサービスのイメージなどはないが、働いていく中で見つけていきたい。

■逆質問
Q:仕事のフローとして、顧客リストを作ってアポイント獲得からクロージング、PR広告の立案、実行などあると思うが、どの職種の人がどこを担当するなどの棲み分けはありますでしょうか?

営業担当がアポ取りからクロージングまで、PRコンサルタントが企画〜実行をそれぞれメインとしているが、営業でも企画に関わる場合もあり案件によるところが実情としてはある。

Q:職種について、選考中から入社後のどのタイミングで確定するか?
選考フローとして書類選考⇒人事面接⇒事業部長面接と進んでいく。その中の人事面接のタイミングでどの職種の選考に進むかを決めていただくことになる。内定したあとはオファー面談という形でポジション含め内定承諾を検討していただく。

Q:現在広告やPRに関する経験はないが、どの部分をみてスカウトして頂けたのか?
広告系のバックグラウンドがなくとも、一段抽象化して無形商材の仕事に携わっている人を中心にオファーを出している。ウェディング業界や人材業界の方など

適性検査受験

適性検査はミツカリというサービスで提供されているオンライン試験でした。検査内容は下記の通りです。

能力検査:20分
性格検査:15分

能力検査は形式はGABに近い内容で、20分間で言語と非言語を同時に受験しました。時間は正直全然足りなかったのでこれから受験する方は事前準備をしっかり行うことをお勧めします。

ベクトル1次面接

■会社説明
ベクトルは本社機能を持つ管理会社。内定後は下記の3社いずれかの配属となる。

・プラチナム
社員数200名
女性が代表を務める。相対はナショナルクライアントが多いため。ブランディング案件が多めなので、業務としてはコンテンツを作って、認知度向上を目指すものが多い。カチッとしている雰囲気。

・アンティル
社員数80名
代表がベクトル出身のたたき上げで、30前半なので組織が若い。
今は組織作りを頑張っているフェーズ。3社の中で一番勢いがある。

・イニシャル
スタートアップ案件が多く。アンティルからスピンアウトしてできた会社
ベクトルが投資事業をやっているため、その出資先となるベンチャー企業が顧客となっているパターンが多い。
事業はデジタル×PRが中心。20代後半がボリューム層。
基本的にはこの会社に入社となり、案件を横断している戦略営業局があり、ここで新規開拓メインの営業を行ってもら

■面接
Q:PRについてはどんなイメージを持たれているか?

広告は特定の媒体の枠を利用してターゲットにアプローチするが、PRの場合はいかに多くのメディアに取り上げてもらってバズらせるのが目的のイメージ。

(面接官の補足)
よく言われるのは広告は一人称でPRは3人称。いかに第三者のWEBメディアやニュースなどで取り上げてもらうかがカギとなる。単純にかけた広告費以上の広がりがあるのが特徴。また、PRの語源としても利害関係者含む全体の役割を促進するという意味がある。

Q:転職を考え始めたきっかけは何か?

エンジニアとして働く中でシステムではなく、よりビジネスに深く関われる仕事をしたいと感じたこと、また現職において開発工程の上流から下流までを一通り経験できたこと。

Q:現職では入社から現在までどのような仕事をしていたか?

小規模から大規模まで3つの案件に参加した。入社して1年半は開発。・保守業務をメインで行い、2年目の半ばから現在に至るまで要件定義を中心に行っている。

Q:ベクトルを志望している理由は何か?

仕事の価値観として定量的に成果が出るものが好きだと気付き、なかでもデジタルの広告分野は個人の売り上げだけでなく、顧客への提供価値も定量化しやすいから。

Q:エンジニアとして技術のキャッチアップは大変だったか?

大変だったが、入社から数か月は研修があったことと自分が希望していた配属先だったのでそれほど苦ではなかった。

Q:どんな組織だとパフォーマンスを出しやすいか?(穏やか、勢いがある、トップダウン、ボトムアップなど)

ボトムアップで勢いのある企業のほうがあっていると思う。また、どちらかというと個人単位での競争もモチベーションが上がるので好き。

Q:どういうマネージャーだと働きやすいか?

これまで4人のマネージャーを見てきたが、個人的にマイクロマネジメントは苦手なので放任主義のマネージャーのほうがあっていると感じる。

Q:転職した先はどんなキャリアパスを描いているか?

営業一本をきわめて行くというよりも最終的には事業開発などビジネスの上流部分に関わっていきたいと考えている。

Q:今のスキルや経験がリセットされるが、その点はどう思うか?

できれば今の経験は活かしながら働いていきたいと考えている。
幸いマーケティングの製品に携わっているので、営業になってからも活かせる部分は多いと感じている。

Q:話を聞いていると20~30名くらいのスタートアップのほうが向いてるのではないか?特にビジネスと技術面の両方を生かしていくならプロダクトマネージャーなどいいと感じた。正直今のスキルセットが生かせないのはもったいない

あまり選択肢としては考えていなかったが視野を広げて考えてみようと思う。リスクヘッジは行っているが、個人的にはスタートアップだと収入面で不安がある。

最近の資金調達しているベンチャー企業お金もある。おすすめはPMFする前のベンチャー企業。それ以降はセールス、マーケティングに注力したら売れてしまう。報酬は未経験転職だとどうせ下がってしまうので、次の転職で年収を上げるためにいい経験の会社に行ったほうがいい。最初の転職なので食わず嫌いせず。広く考えてほしい。

ベクトル1次面接の振り返り

最終的にベンチャー企業への転職をおすすめされたので、面接としてはよくなかったが、プロダクトマネージャーという職を知ることができたのでその点ではよかったです!

転職の先に目指すべき姿が「ビジネスの上流部分に関わること」だと確かにスペシャリストが育ちやすい代理店企業とはマッチしないように感じました。、プロダクトマネージャーについて調べつつ、今後目指す姿については再考してみようと思います!

ベクトル1次面接選考結果

3営業日くらいに結果が届き、残念ながら落ちてしまいました…落ちた理由は開示されませんでしたが、やはり志望動機の部分かと思います。

キャリアプランに対してベクトルがマッチすることは伝えることができなかったので、しょうがないですね、、今後の選考に生かします!

最後まで読んで頂きありがとうございました!
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