就活のやり方がわからない就職氷河期世代へのおすすめ本

こんにちは！就活やキャリアに関する情報を発信しているくろのと言います！コロナの影響で採用市場も徐々に冷え込んでおり、厚労省によると内定取り消し率も昨年比5倍となっているようです。（2020年9月現在）

かなり厳しい状況ですが、私が就職活動時に読んでいた本の中で就職氷河期の時にも効果を発揮できそうな本を一冊として「凡人内定完全マニュアル」（ポプラ社）を紹介します。

凡人内定完全マニュアル

※旧帝大学など早慶以上の難関大学に所属していたり、TOEICで900点を取得している学生は読まなくとも問題ないです！

本noteの対象読者
・就職活動を来年に控えた学生(専門・大学・大学院)
・就活の自己PRネタに困っている方

それではさっそく始めて行きます！目次は下記の通りとなっております！

元凡人学生＋就職氷河期世代で複数内定した方が著者

この本は著者である武野光さんという資格・実績・学歴・コネなしの元凡人学生が就職氷河期に大手を含む５社の内定を獲得した奇跡のノウハウが込められた一冊です。

タイトルこそ若干ふざけてますが（武野さんすみません…）ノウハウは本質的かつ具体的なものとなっています。
有名な就活本の多くがスペック（学歴・TOEIC・留学・その他突出した経験）を重視している一方、全く別のアプローチで他の就活生と差別化する方法論が記されています。

また、本書では武野さんの元に集まった3人の凡人学生が実際に就職活動をスタートし、内定を獲得するまでの具体的なやりとりが記載されています。
結果、登場した凡人学生3人は全員が複数内定を勝ち取りました。
実際に効果が検証されている本だからこそ、私も信頼して就職活動に取り組むことができました

凡人学生でも実践できる本質的なノウハウ

先程述べたとおり、この本では学生のスペック、つまり学歴・TOEIC・留学・リーダー経験といった実績に頼らず、その人の人間性をアピールすることで内定を獲得するためのノウハウが詰まっています。

なぜこのノウハウが通用するのか…それは企業が欲しがる人材とは、よくわからないけど優秀な人ではなく、その会社で活躍できることが想像できる人だからです。（これが本書で紹介されているノウハウの一つ人間性自己PRです）

例えば、何よりも信頼を大切にして行動するAさんと簿記１級を持っているＢさんがいるとして、あなたが採用担当者だとしたらどちらが今後活躍できる学生だと感じますか？

営業職であればAさんはルート営業として既に取引をしている大口顧客と良好な関係を保ってくれるかもしれませんし、新規営業としてもお客さんの細かな要望を丁寧に拾い案件受注に繋げるかもしれません、チームメンバーとも良好な関係を築けそうです。

このように採用担当の人事やマネージャークラスの方が採用したいと感じるのは将来活躍している姿が想像できる・しやすい人材です。つまり大体の企業にとっての新卒採用は今現在の優秀さではなく、将来性を考えて採用しています。

　　　　　　　　将来の期待値　＞　現状の優秀さ

　一方で簿記1級を持っているＢさんはたしかに難関資格を取得する継続力を感じさせます。しかし仕事は勉強とは異なり様々な人と関わりながら物事を進める行動力が必要です。その点だと活躍するイメージが湧きません。

この点は多くの学生は勘違いしています。話を盛って、凄そうな自分を演じることで内定に近づくと思っています。だから就職活動が始まると急にサークルのリーダー、副リーダーが増えだすという現象が起こります笑

実際私も長期インターンシップの実績をアピールしてすごい自分を演出しようとしましたが、それだけではうまくいきませんでした。

新卒就活においては自分がどれだけすごいかという実績ではなく、自分がどんな人間なのかという人間性をアピールすることが武器になることを多くの学生に知ってほしいです。

本noteのまとめ

・就職氷河期経験者が書いた実績が証明されている本
・本質的なアドバイスによりスペックに頼らない就活で内定できる

今後もコロナによる就職氷河期はある程度続くことになり、厳しい状況が続くかもしれませんが、読者の方が就職活動がより良いものになるよう願っております！

凡人内定完全マニュアル

最後までお読み頂きありがとうございました！
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