くろもじ

「日々是ハーブ生活」 植物に全く興味が無かった面倒臭がりやが、植物の魅力にはまり畑でハ…

くろもじ

「日々是ハーブ生活」 植物に全く興味が無かった面倒臭がりやが、植物の魅力にはまり畑でハーブ栽培まで始めてしまいました。植物をもっと身近に!をテーマにハーブ・スパイス・トレッキングなどをゆる~く書いています。

最近の記事

千畳敷カールを歩く!

紅葉が終わったばかりの10月初旬の千畳敷カール。 雲一つない素晴らしい青空に恵まれました。 2万年前、氷河期の氷で削り取られたおわん型(カール)の地形で、 畳を1,000枚敷いた広さがあることから、千畳敷カールと呼ばれています。 千畳敷カールまでのアクセス (画像はお借りしました) しらび平駅から日本最高所駅の千畳敷駅までは標高差950m。 そこをロープウェイで僅か7分30秒! かなりの高速で登ります。 1週間前の日曜日は、何と!ロープウェイ乗り場は2時間待ちの長蛇の

    • 夏野菜でサブジカレーを作る

      連日夏野菜が採れ過ぎるくらい採れるので、もうこのナス、どうやって食べたらいいんだよっと野菜と格闘する日々。何かいつもと違う料理はないかと調べてサブジカレーを作ってみることに。 「サブジ」を調べてみるとインドの野菜煮込み料理とのこと。 野菜しか入らないカレーですが、たまには肉系を食べなくても大丈夫な年齢なので、レシピそのままに作ってみることにしました。 スパイス類が13種類も!!  いつもは5種類位しか使わないし、1回使ってそのまま1年使わないなんてこともよくある。 これ

      • SHOWKO AKANE EXHIBITION 絵画展      「裸足」

        少し前になりますが愛知県ご出身で長野県在住の画家、朱音聖子さんの絵画展に行ってきました。 繊細で美しくて優しくて、しかしその中に強さを感じる絵画の数々。 空間が心地よく、凝り固まった心が少しづつほどけていきます。 大きく一つ深呼吸。 一休みしていてもいい、次に一歩進んでもいい、どんな自分も受け入れてくれるそんな時間と空間でした。 もっと沢山の素晴らしい絵画が展示されていましたが、カメラ撮影が下手すぎて載せることができませんでした。 ※ 許可を得て撮影をしています。

        • 上高地を歩く!

          7月下旬に訪れた上高地。 言わずと知れた日本有数の山岳景勝地です。 上の写真は「河童橋」から見た穂高連峰。 下界はうんざりするくらいの猛暑なのに、山にはまだ雪が残っていました。 やはり涼しいです。風が心地いい。 年間120万人が訪れるという観光地ですが、1975年から始まったマイカー規制もあって豊かな大自然が保たれています。 「河童橋」から「明神池」へ向かいます。片道50分位でしょうか。 川の流れる音を聞きながらのトレッキングです。 もう何度も足を止めて見入ってしまう美しさ

        千畳敷カールを歩く!

          辛口ジンジャーエールを作る

          暑い日が続いております…。こんな時はスッキリ爽やかなものが飲みたくなりますね。市販のジュースはかなり甘いものが多いので、飲むなら水かお茶。それだけってちょっとつまらんと思っていた時に教えていただいた手作りジンジャーエール! 辛口の大人の味でした。 材料 生姜‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 100g シナモンスティック‥‥‥ 1/2本 クローブ‥‥‥‥‥‥‥‥  2本 唐辛子(輪切り)‥‥‥‥ 2~3個 砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 120g レモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 適量 水‥‥‥‥‥

          辛口ジンジャーエールを作る

          ハーブティーで色のマジック!

          「夜明けのハーブティー」と呼ばれているハーブティーがあります。         これはハーブティーの色の変化が、夜明け前の空の色の変化に似ていることからそう呼ばれたらしい。 そのハーブの名前は「マロウ」。日本名では「ウスベニアオイ」と呼ばれています。                              アオイ科の暑さ寒さにも強い丈夫なハーブです。2m位まで大きくなることもあり、5月くらいからびっしりと沢山の花を咲かせてくれます。 そんなたくましいマロウですが、その花

          ハーブティーで色のマジック!

          聖ヨハネの日とセントジョンズワート

          イエス・キリストに洗礼を授けた洗礼者ヨハネ。 この聖ヨハネの誕生日である6月24日、聖ヨハネの日(St.John‘sDay)この日に収穫すると最も治癒力が高いといわれるセントジョンズワート。 昼間の時間が一番長い夏至の頃ですね。 古代ギリシャの時代より兵士の傷の手当などに用いられてきた歴史あるハーブです。 畑では6月初旬から沢山の黄色い花が咲き乱れています。 このハーブ、よ~く見ると花弁や葉の縁に黒い点々が付いています。 これを指で擦ると・・・赤い色素が手に付いてきます。

          聖ヨハネの日とセントジョンズワート

          天空の社へ 車山高原を歩く!

          夏至の6月21日 車山高原へトレッキングに! ビーナスラインを標高1,800mまで車で走ります。稜線がなだらかでとても美しい。 「車山肩」で駐車してそこから歩きます。勾配はなだらかですが石だらけの道が続きます。 空が近い! 高原の爽やかで心地よい風が吹いています。 天気がもっと良ければ中央上部に富士山が見えるはずですが・・・。 山頂には気象観測所もあるんですね。 頂上へ! 40分くらいの山道でした。標高1,800mまで車で登ってしまった短いトレッキングなのに足腰が

          天空の社へ 車山高原を歩く!

          日本のハーブの底力 どくだみ編 どくだみ茶とローションを作る

          厄介者だけど優れもの 地下茎で繁殖しているので、抜いても抜いても生えてくる庭の厄介者、ドクダミ。その独特の臭気や名前から毒でもあるのかと思われがちですが「毒矯(た)み」毒を正しく治す という意味に由来するとも言われ、とても優れた野草なのです。 子供の頃、トイレの裏の日陰に自生していたのと、鼻の病気になった小学生の姉が、鼻の中に揉んだドクダミの生葉を詰め込まれていた映像が、生臭い臭いと共に強く思い出されて、どうもその負のイメージが拭えませんでした。 しかし、昔から日本では、

          日本のハーブの底力 どくだみ編 どくだみ茶とローションを作る

          ハーブ好きでもカモミールティーが好きとは限らなくて

          あの童話「ピーターラビット」にも登場するジャーマンカモミール。ハーブティーを飲む人なら知らない人はいなのではと思われるほどメジャーなハーブです。 ハーブ畑で昨年植えたカモミールのこぼれ種から次々発芽し始めた時に、本来なら芽を間引くはずが、この寒冷地の冬をよくぞ耐えた!と愛おしくなってしまって、そのままにしておいたらカモミールがわちゃわちゃ・・。カモミールだらけになってしまった。初心者の甘さです。 しかも、そこにアブラムシが発生! カモミールはアブラムシが付きやすいのです。

          ハーブ好きでもカモミールティーが好きとは限らなくて

          クロモジに魅せられて

          へ~、森の中にこんなに良い香りのする樹があるなんて、しかも葉っぱや枝から・・・。 ちょっと感動すら覚えた3年前、一見地味な樹との出会いから、大げさに言えば私の植物探求が始まりました。 「その草って何?」とか「あの樹がさー」とかそんなレベルで全く興味が無かった植物について、今じゃもしかして意思疎通が出来るんじゃないかと妄想さえしてしまう。 昨年苗木を購入して庭に植えたクロモジの枝を少し剪定。葉っぱ一枚たりとも無駄にしたくないので、まずはウォッカに漬け込んでチンキ作り。

          クロモジに魅せられて