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千畳敷カールを歩く!

紅葉が終わったばかりの10月初旬の千畳敷カール。
雲一つない素晴らしい青空に恵まれました。

2万年前、氷河期の氷で削り取られたおわん型(カール)の地形で、
畳を1,000枚敷いた広さがあることから、千畳敷カールと呼ばれています。

千畳敷カールまでのアクセス

千畳敷カールアクセス

(画像はお借りしました)

しらび平駅から日本最高所駅の千畳敷駅までは標高差950m。
そこをロープウェイで僅か7分30秒! かなりの高速で登ります。
1週間前の日曜日は、何と!ロープウェイ乗り場は2時間待ちの長蛇の列だったそう。
この日はカール内の紅葉が終わった平日だったため10分待ち位ですみました。

ロープウェイからは眼下に紅葉や滝などの素晴らしい景色が広がっていました。
写真が無いのは、しらび平駅に行くまでの乗り合いバスで、不覚にも車酔いしてしまったからです。「気分が悪くなった方はお早めにお知らせください」という出発直後のアナウンスに不吉な予感。やはり駅に着くまでずっと急カーブの連続で久々に酔いました。クルシカッタ。

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ロープウェイを降りると、すぐ目の前に宝剣岳と千畳敷カールが!
そして後ろを見ると、中央真ん中に小さく富士山、右側に塩見岳、左側に濃鳥岳等々大パノラマが広がっていました。
あっという間に標高2,612mの世界へ。こんなに簡単に登れていいんかいなという感じです。

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山の途中まで登ろうと思っていたのですが、体調を考えてカール内40分の周遊コースを歩くことに。まだ僅かに紅葉が残っていました。
遊歩道は整備されていますが、登山道に向かう道は大きな石がゴロゴロ、かなり歩きにくい。
陽射しが強くて汗だくになりました。
しかしここは2,612m。2時間後には急速に寒くなりました。侮ってはいけないですね。

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大迫力の宝剣岳

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カールの底の部分、剣ヶ池付近から見た宝剣岳等々。
剣ヶ池にはベンチが幾つかあって休憩することが出来ます。
見上げると、そびえ立つ山々の迫力にしばし感動!

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こんな所にシラタマノキ。
遊歩道以外は中に入れないためズームで撮影。ちょっとピンボケしてます。

千畳敷カールは高山植物の宝庫です。春から夏にかけて様々な花が咲き乱れます。今度は新緑の頃に、緑と花に覆われたカールを訪れたいと思っています。


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