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クロモジに魅せられて

へ~、森の中にこんなに良い香りのする樹があるなんて、しかも葉っぱや枝から・・・。

ちょっと感動すら覚えた3年前、一見地味な樹との出会いから、大げさに言えば私の植物探求が始まりました。

「その草って何?」とか「あの樹がさー」とかそんなレベルで全く興味が無かった植物について、今じゃもしかして意思疎通が出来るんじゃないかと妄想さえしてしまう。

昨年苗木を購入して庭に植えたクロモジの枝を少し剪定。葉っぱ一枚たりとも無駄にしたくないので、まずはウォッカに漬け込んでチンキ作り。

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残りは陰干ししてお茶と入浴剤に。作業中もクロモジの爽やかでほのかに甘い香りが漂います。

いやーいい香りです。この香りは主成分が鎮静、抗菌、抗炎症作用のあるリナロールで、あの絶滅危惧種になってしまった「ローズウッド」と同じ成分。昔から和菓子に使う高級爪楊枝として有名なクロモジですが、今は香りの効果や薬理作用も注目されているのです。

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クロモジを陰干ししていたら飲みたくなってしまったクロモジの入ったクラフトジン。この透明なお酒の中に11種類ものハーブが入っているんですね。とても爽やかで美味しい!夏になったら炭酸割で飲みたいかな。

今年のハーブ作業はクラフトジンとチンキを中心に作る予定なので、まずはクロモジからスタートです。


 

   




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