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婚活を制するものは、noteでもモテ記事を書けるんじゃなかろうか

面白い投稿ってなんだ…?と煮詰めたところ、モテ記事の条件が見えてきた!ような気がする、婚活マスターのくろめがです(大嘘)

noteで初心者さんが伸び悩む原因って、大きく分けて2パターンあるように思います。

① 記事そのものの力が弱い
② 読者を記事に引っ張る対策がなされていない

今回お話ししたいのはその①について。

力が弱い(=平たくいうと、面白さの少ない汗)記事を、どうしたらモテ記事にできるか?ということです。

ちょっと耳の痛い方もいらっしゃるかもしれませんが、文章の上手・下手に限らず一度考えてみた方がいいんじゃないか?とわたしは思ったのです。

で、考えてみました。
わたしが考えた非モテ記事の特徴はこちら。

・自分語りが多い
・興味を持てるところがない
・話の目的が見えない

ここまで考えて、またわたしは思いました。
あれ?これって婚活のモテテクと一緒じゃん?と笑

くわしく見てみましょうね。

ちなみにモテだ非モテだ言っていますが、くろめがの青春時代は決してモテではなかったことはお含み起きくださいませ。血涙

非モテファイル① 多すぎる自分語り

これは言わずもがな、みなさんすぐにわかってくださるかと思います。

自分語りが多すぎるとモテないのは婚活でも記事でも同じです。

わたしさ〜俺さ〜ぺらぺらぺら〜
延々話したら、お相手には引かれてしまうことでしょう。

非モテファイル② ぜんぜん興味湧かねぇ〜涙

でも、noteでモテてる記事って、けっこうその人の内面やキャリア、興味関心を深〜〜〜く、堀りほりしたものの方が多かったりします。

最近の公式ピックアップの傾向としても、そういう記事が多い気がします。あとは、とても丁寧にまとめられた「やってみた系」(みんなもぜひ書いてみて!)

深堀りの記事と自分語りって、ちょっと似ているような気もしますが、このふたつの違いってなんでしょう?

わたしは「読み手への意識があるか・ないか」ではないかと思っています。

めっちゃ簡単に言えば、「これを読む人がいる!」と思って書いているかどうか、ということ。

自分語りは、自分が気持ちよくなるために、自分のことを語ることですね。

相手が聞いていようといまいと、ある意味関係ありません。聞いていなくったって成り立ちます。

「話を受け取る人がいる」ということが頭の中にあれば、少なくとも自分語りではなくなるはずです。

「この話、興味ありそうかな?」
「退屈そうにしていないかな?」
「嫌がっていないかな?」

相手が意識のなかにあれば、自然とこういう思考が出てきますよね?聞き手に対する配慮や、興味をかき立てる工夫・努力があればモテにもつながります。

「モテ」というか、対人であればわりとあたり前のことのような気もしますが…笑

記事を書くとなると、実際に目の前に相手がいるわけではないので意外とすっぽ抜けてしまったりしがちです。

読み手への配慮や興味をかき立てる工夫というと、ターゲティング(誰に語るか)、プロット(どんな順番で語るか)、マーケティング(どんな話題に興味が集まっているか)などといったところでしょうか?

でも、実際はそんな大層(たいそう)なものじゃなくていいんです。

「書きたいことをつらつら書く」のと「読んでくれる人に向けて書きたいことを書く」のは、似ているようでぜんぜん違います。

つまり「読者が何を読みたそうなのか、想像しながら書く」ということです。

相手のいない自分語りは、単なる自分語り。
相手のいる自分語りは、モテ語りと覚えましょう。

婚活の場合は、「俺すげ〜」「俺強ぇ〜」すると自分語りですが、「ここ知ってる?この前でかいプロジェクトが終わったあと、ふらっと寄ってみたラーメン屋なんだけど、朝粥がめっちゃおいしいんだよ!え?朝粥興味ある?じゃあ今度一緒に行ってみよっか?」とくればモテトークですな(違う笑?)

非モテファイル③ で、結局なにがいいたいの?

でもでも!いくら相手のことを考えて色々ギブしたいからと言って、「これ知ってる?」「あれ知ってる?」トークがずっと続くと、聞いている方はこう思います。

オチが見えねぇ涙
しかもうぜ…おっと、口がすべりました笑

オチが見えない延々トークほど辛いものはありませんよね。

これは、noteの記事でも同じです。

「この記事ではくろめがの推しのマンガ10選を紹介します。これらを読めば高確率でハッピーな気持ちになれます」

「この記事ではくろめがの最強オットの婚前の様子を紹介します。これを読めば、結婚後にいい方向に化けるメンズの傾向がわかるかもしれません」

など、
・記事のテーマ(この記事は何を伝える記事か)
・記事の利点(この記事が読み手にどんないいことをもたらすか)

この2点だけは、たとえはっきり明記していなかったとしても、きちんと頭の中で設定しておくべきです。

この考えは、エッセイだって一緒です。

その記事のできごとから、何を伝えたいか。読んだ人にどんな学びを共有したいか。どんな気持ちになって欲しいか。そんなことでいいんです。

「元気になって欲しい」
「癒されて欲しい」
「笑って楽しくなって欲しい」
「まったりして欲しい」

たったこれだけの設定であっても、書くべき文章が違ってくることはわかると思います。

それだけ、記事の初期設定は大切です。

テーマと利点については、いちいち明記する必要はありません。

ただ、これがふにゃ〜んとしていると、たどり着くべきオチがなくなってしまうので、高確率で非モテ記事になってしまいます。

書かなくてもいいから、設定だけはきちんとしておきましょうね。

ちなみに、はっきりとは書かなくても、それとなく読者にわかってもらえるような書き出しや構成は必要です。

この記事も、だらだらと書かせてもらっていますが、どういう記事になるのかは冒頭でしれっと書いているので、おそらくここまで読んできて「はぁ〜意味わかんね」となっている方は少ないのではないでしょうか?

力が弱い(=平たくいうと、面白さの少ない汗)記事を、どうしたらモテ記事にできるか?ということです。と、わりとはじめの方に書いてあります。

ここまで書いてきて、さらにわたしは婚活とモテ記事の共通点を発見しました。それは、

追い求めているときには結果が出ず、諦めた後に結果が出がち。ということ。

わたしもそうだったんですが、婚活がんばっているときってぜ〜んぜん結婚できないんですよ笑 で、「もうや〜めた!」となるとわりとすんなりできるというミステリー…笑

これって、こういう構造なのかなーと思っていて…

がんばっているときには「テク」を身につけられるが、「がんばっている」のでいろんなフィルターによって無意識にブレーキがかかる(相手を吟味、スペックから未来図を予想、自分の魅力をアピールなどなど)→結果が出ない

でも、「や〜めた!」のあとは、余計な力が抜けて、がんばり時に培った「テク」だけが残り、いい感じにその人が持つ「らしさ」と融合→結果が出る

ちょっと暴論かもしれませんが、noteで結果を出すにも、このふたつの過程が必要なんじゃないでしょうか。

人目(noteならスキやビュー)を気にしながら、がんばってテクニックを磨く時期も、力を抜いて自分らしくやる時期も、どっちも必要。

ゴーイングマイウェイで好きなことばっかり書き続けていても、なかなか結果にはつながっていきにくいのかなとも思います。

好き勝手に書いているように見える人でも、伸びている人には必ず「落ち込んでる人に笑いを届けたい」「1日の終わりに読んでホッとしてもらいたい」など伝えたい「相手」や「伝えたい気持ち」が必ずベースにあるはずです。要観察!

それはいいんだけど、実際なにをしたらいいかよくわかんな〜い。

という方は、まずは自分の記事を読者の視点で読み返してみてください。

そして、最後まで読んで「結局その記事は何が言いたいのか?」がわかるかどうか、第三者的な目でチェックしてみましょう。(エッセイでも同じ)

そこがモヤっとしている場合、原因はふたつ考えられます。
・もともと伝えたいことがない
・伝えたいことをきちんと書けていない

このどっちなのかを考えて、改善できるように書き直しましょう。

これ以上詳しく書くと、また長ーくなりそうなので今回はこのへんで笑

また来週お会いしましょー!

【後日談】


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文字の世界を渡り歩いて6年目。noteを愛するフリー編集者。悩めるクリエイターさんやライターさん向けに、noteがもっと楽しくなる情報を発信中。X(Twitter)ではラフな雰囲気で、交流メインに活動中。企画やスペースなどもやっています。

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