見出し画像

【ねこの経済視点】 対照的な巨人と小人

① ファストリ、売上高3兆円 今期最高益

24年8月期に見込む最高益のけん引役は海外ユニクロ事業だ。事業会社ユニクロの社長に就いた塚越氏は直近まで海外全体と北米事業を統括していた。ブランド力の低さから苦戦していた北米を立て直し22年8月期にようやく黒字化した。
(中略)
今後、米欧や東南アジアなどでの成長に向けた布石を打つ。北米事業では24年8月期に20店を出店する。継続的に20~30店を出し、5年後をめどに200店舗体制にする。27年8月期には売上収益で3000億円を目指す。東南アジアも今期60店を出店する方針だ。

日本経済新聞

ユニクロって北米では意外と弱かったんですにゃ〜。中国では1000店を超えて圧倒的なんだけど、「北米は67店、欧州は68店にとどまる」。北米でようやく軌道に乗った段階という意味ではユニクロもまだまだグロース株とみていいのかにゃ? 順調に北米でもブランドを確立できれば「売上高5兆円の道筋はほぼ見えている」と語った柳井さんの言葉も本当になりそうですにゃ。


② 竹内製作所、純利益51%増

欧米で水道管などのインフラ工事向けの需要が堅調に推移し、主力の小型建機の販売台数が伸びる。年間配当も従来予想から43円積み増し、158円(前期比60円増配)とする。
(中略)
地域別売上高で見ると、日本は見通しをやや引き下げたものの、北米と欧州でそれぞれ約80億円ずつ上方修正した。

日本経済新聞

海外比率99%、特に北米で圧倒的なシェアを誇るミニショベルメーカー。竹内製作所は時価総額で言えばユニクロの10分の1程度だけど、アパレルと建機メーカーを比較するのはどうかとも思うけども、北米での地位はユニクロを圧倒してるにゃ。為替レートも円安基調が続いてるのが追い風ですにゃ。ちなみに想定レートは137円に10円程度円安方向に修正したそうにゃ。


③ 三光合成がストップ安気配、8割減益の1Q決算を嫌気

車両用内外装部品の販売が国内外で伸びて売上高は21億1100万円(前年同期比15.8%増)と2桁増となったが、純利益は1億2700万円(同80.4%減)にとどまった
(中略)
通期予想は売上高850億円(前期比4.8%増)、当期純利益(同9.7%増)など従来の見通しを据え置いている

ストックボイス

大幅減益の主な原因は、海外での労務費の増加、前年同期に営業外に計上した為替差益がなくなったこと。くろくろにゃー的に注目銘柄だったからちょっとショックにゃ😿 でも本業は順調そうだからむしろ買い場到来? しばらく行方を見守りたいにゃ。

今週もお疲れ様でしたにゃ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?