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谷田部の想うサービスの本質~唯一無二の顧客体験~

世の中の様々な産業がサービス業化してきています。

それは私たち人類が認識できる革新的なテクノロジーが残り少ない事の表れなのかもしれません。

今回は私がサービス業としてサービスを提供する中で本質と感じている『体験』のお話をしていきたいと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、ちょうど1年前に【安くて良いモノ?サービスの本質とは?】という投稿をさせて頂きました。

それから1年という月日が経ち、新たに見えてきた【安くて良いモノ?サービスの本質とは?】について投稿させていただきます。

※1年前の投稿を見ていない方は是非URLよりご覧ください(2分で読めます。)


サービス業化する世の中

一昔前の製造業・IT産業は、世の中の『負』を埋める重要な役割を担っていました。

製造業は、白物家電を作り世の中の人の家事負担という『負』を埋め、IT産業は、通信の技術で世の中の時間と距離を大きく改善することに一役買っていました。

現代においては、製造業もIT産業もコモディティ化してきており、商品自体に価値が無くなってしまいました。

その中で、各産業は、サービス業として、顧客体験を重要視するようになりました。

製造業とIT産業はIOTにより相互に補完し、単体では成しえない顧客体験を実現するようになりました。

唯一無二の顧客体験

私は、転職相談というサービスを提供しています。

その中で如何にお客様に喜んでいただくか、他では出来ない体験をしていただくかを日々考えて実行しています。

転職相談というのは、単に人の話を聞くだけではなく、その背景を探る事、またその人生経験の中で組成された人格を理解することにあります。

世の中の転職相談は、どの職場に行けば幸せか?という目標で行われていることが多いですが、結論どの職場に行けば幸せかは誰にもわからないというのが答えです。

つまりどの職場に行けば幸せかはわからないという前提で、では自分自身がどのように努力しその環境に順応するのか、をその方の話を聞きながら棚卸をするようにしています。

転職相談というサービスは、正直に言って求人票を渡すだけならだれでもできます。

しかし、求人情報はすでにコモディティ化しており商品価値はありません。

だからこそ、転職相談サービスが行わなければいけないのは、これまで本人でも気づいていなかった人格や考え方に気づいていただく事だと思っています。

効率化が生み出す非効率

効率化というのは、一見非常に合理的に思えます。

しかし効率化する事で消費者が情報過多に陥り正しい情報に接触することが出来ない非効率な側面を持ち合わせています。

様々な産業でも効率化の果てに、革新的なテクノロジーの開発という本来各産業が独自性を出さなければいけない部分をおろそかにした結果、今の日本があるのかもしれません。

最後に

サービス業とは、顧客に対して素晴らしい体験をしていただく事です。

マニュアル通りのオペレーションはサービス業とは呼べないのかもしれません。

以上、またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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