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中小企業に必要な外部コンサルタントの姿。再生コンサルタントの本音③

皆さんは外部コンサルタントってどういうイメージがあるでしょうか?

よくドラマとかではパリッとしたスーツを着た学歴の高い人ってイメージはありませんか?

私も外部コンサルタントとして活動する中で日本の中心である中小企業に必要なコンサルタントの姿について投稿したいと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【中小企業に必要な外部コンサルタントの姿】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・どんなコンサルに頼めばいいかわからない方
・コンサルタントを目指している方

なぜ投稿しようと思ったか

本日で連続3回の再生コンサルタントの本音シリーズ終了です。

ここまで連続して投稿しようと思った理由は、日本の中小企業こそ外部コンサルタントを活用すべきだと感じたからです。

大企業のように優秀な人材も少なく、また限られた企業体力の中で市場の変化に順応していかなければいけません。

そんな中、常に市場の動向について敏感に察知する事が求められます。

いつも私が言っていることですが、スモールカンパニーが大企業に勝つことができる唯一のポイントは、スピードと順応性です。

そのためには様々なネットワークを有する外部コンサルタントの活用は今後当たり前になってくると思われます。

大企業のコンサルタントとは?

私は仕事柄、戦略や会計系のコンサルタントの方とお会いすることが一般の方よりも多いです。

特にグローバル会計ファームに所属する会計士や税理士の方の転職相談に乗ることが多く、その仕事ぶりなどを聞く機会が多いです。

その中で、大企業は主に原因の調査究明が主業務であり、業務改善の実行支援まで行っているケースは少ないように感じられます。

よくM&Aのアドバイザリー業務などでは、相手先企業調査(DD)を行うことはあってもM&Aの主業務である契約実務や買収後実務(PMI)については別会社が担当するケースが多いようです。

大企業と中小企業に求められるコンサルタント力とは?

結論としては、中小企業は実行支援が出来ないと価値を感じてもらえないという点かと思います。

具体的には社内調査や社外調査を行い、会社全体の課題、部署の課題、個人の課題の洗い出しが出来たとしてもそれをどのような『スケジュール』で『だれ』が『どのよう』に課題解決をしていくのかを提示し、その課題解決にかかるワークフローにコンサルタントが参加できないと結局は何も変わらないという事象が発生します。

理由としては、中小企業なので狭い社内です。

社員も限られている中でその課題にほとんどの方はうっすらと気づいています。

でも様々なしがらみ(人間関係、社内慣例)で解決できないからです。

最後に

今後中小企業でも外部コンサルタントを使い業務改善を図る会社は増えると思われます。

その中でどのようなコンサルタントにお願いすれば良いのか、本記事で少しでも気づきがあれば幸いです。

くれぐれも超大手企業を相手にコンサルティング活動をされていた方を、中小企業は使うべきではないということは確かです。

以上です。
またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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