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会社員と個人事業主の意思決定における決定的な違いについて

私は良く経営者の方と商談をさせて頂く機会が多いです。その中で最近お客様からあるご指摘を頂きました。

『谷田部さん、会社員の時と考え方変わったね。』その内容にハッとさせられましたので投稿させていただきます。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【会社員と個人事業主の意思決定における決定的な違いについて
】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・独立することが不安に感じている方

お客様からご指摘された事

お客様『谷田部さん、なんか以前に比べて雰囲気変わったね』

谷田部『そうですか?どんなところが変わりましたか?』

お客様『会社員の頃は、正直お金にがめつい印象があったよ(笑)、今はあまりお金にこだわりが無いように見える。』

谷田部『そうですか?お金欲しいですよ(笑)。まぁ会社員のころは正直御社にはあまりサービス提供できてなかったですね。大手のお客様を相手にする方が効率が良かったので。』

お客様『谷田部さんのビジネスでは大手を相手にしたほうがいいのに何で今更ウチに話に来たの?』

谷田部『大手では1対1での信頼関係を作れないからですかね。御社であれば同じ経営者として1対1で事業だけでなく色々と協力できると思ったからです。』

お客様『確かにその方がお互いに良いかもね』

会社員と個人事業主の意思決定の違い

会社員は、リスクを最小化し、利益を最大化させます。わかりやすく言うと如何に工数を減らして効率的に稼ぐかという能力が重要です。

個人事業主は、リスクを許容し、『将来』の利益を最大化します。わかりやすく言うと信頼関係に比例し、報酬額が上がっていくイメージです。

つまり最初は信頼を稼ぐために利益を犠牲にする必要があるという事です。

どちらが良い、悪いという事ではない

会社員のころの私は、徹底したリスク管理と安定した収益確保を常に意識していました。

その為、リスクについては徹底して避け、収益は最大限に確保することを行っていました。

その結果としてお客様に対して非常に高品質のサービスを提供できていたと自負しています。

独立すると、リスクを避けるのではなく、許容できるリスクを判断することが可能になります。所謂自分のお尻は自分で拭くというやつです。

どちらも良い面があり、どちらも悪い面があるという事です。

最後に

会社員から独立するのであれば、この会社員の考え方はある程度捨てる覚悟が必要だと思います。

初めからリスクを回避し、収益を最大限取ることは虫が良すぎる話だからです。

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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