コアスキル+前後スキルの重要性~実践編~
私のお気に入りのビジネス流儀、コアスキル+前後スキルについて、私が現在仕事で実際に関わっている例を出しながらその有用性について解説させてください。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、ちょうど1年前に【コアスキル+前後スキルの重要性】という投稿をさせて頂きました。
そのから1年という月日が経ち、新たに見えてきた【コアスキル+前後スキルの重要性】について投稿させていただきます。
※1年前の投稿を見ていない方は是非URLよりご覧ください(2分で読めます。)
おさらい:コアスキルとは?前後スキルとは?
コアスキルとは読んで字のごとく、その人の得意なスキル、技術、コアキャリアと考えていただければと思います。
※例でいうと、大工さんのコアスキルは建築(家を建てること)ということになります。
前後スキルとはそのコアスキルの前後で発生する工程とお考えいただければと思います。
※例でいうと大工さんの前後スキルは(前)営業、設計 (後)メンテナンスとなります。
ケース①経営コンサルティング
【コアスキル】業務プロセス効率化。具体的には営業部の生産性向上
【前スキル】新規顧客獲得のためのマーケティング立案、実行
【後スキル】顧客満足度向上のためのCS活動
ケース②採用コンサルティング
【コアスキル】採用ターゲットの1次スクリーニング作業(意向上含む)
【前スキル】母集団形成の為の採用手法選定、クリエイティブ業務
【後スキル】評価制度見直し、給与改定等の就業規則変更業務
最後に
実際にコアスキル+前後スキルを使って仕事をしてみて感じた点としては、
①価格の無い仕事が出来る。
コアスキルだけの仕事であれば、競合他社や相場がありますが、前後スキルを組み合わせることで他社ではカバーできない領域まで仕事を広げられるので値下げ交渉やコンペなどの事業リスクが減少しました。
②仕事が長く続く
例えばコアスキルのみの仕事を受注したとして、そのコアスキルの仕事がある程度目途がついたら、おそらく契約はなくなると思います。
しかし前後スキルを使うことで、前後スキルがいつの間にかコアスキルになり、そのコアスキルが派生しさらに前後スキルにより仕事を頂くことが可能になります。
①②が循環することで、スイッチングコストを意図的に高くすることが出来るので、契約解除にびくびくすることなく仕事に集中することが可能になります。
以上、またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?