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カスタマーサクセス~人材紹介事業編~

先日、転職支援をさせて頂きました求職者様から近況報告のお手紙と共にプレゼントを頂きました。

今回は人材紹介事業におけるカスタマーサクセスとは何かについて書いてみようと思います。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本日の谷田部の流儀は、【カスタマーサクセス~人材紹介事業編~】について書きたいと思います。

本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・人材紹介で売上が伸び悩んでいる方
・成約、受注後にお客様とどのように接すればよいかわからない方

今回のケース

・求職者Aさんとの関係性
→4年ほど
・成約のきっかけ
→Aさんの職場同僚のBさんの転職支援をさせて頂き、その後Aさんも転職活動をしたいとBさんからご紹介を改めていただく
・成約までの期間
→15日
・成約先
→公認会計士事務所

こんな感じです。

入社から1か月を経過したところで、Aさんから近況報告のお手紙とプレゼントを会社宛てに頂きました。

カスタマーサクセスとは

人材紹介事業のカスタマーサクセスってとても難しいと私自身感じています。

なぜか?プロダクト系のカスタマーサクセスであれば自社の提供するサービスによる効用なので分析がしやすいです。

※どんな会社だとこのプロダクトは相性がいいか、チャーンしずらいか。等

しかし、人材紹介事業は、成約後のその先ははっきり言ってどうなるかわかりません。

こちら側では入社後にどんな人間関係が待っているのか、うまく溶け込めるか、等は不確定要素が多過ぎだからです。

私自身は求職者に対して必ず言っていることとして『私はこの会社の事は全部を知っているわけではない、しかし客観的にみたときにベストな選択だという事は断言できる』とお伝えしています。

※時には、無責任じゃないですか!?とお叱りを頂くこともあります。

なぜそんなことを言うのか?持論ですが、人材紹介事業はボランティアではありません、ビジネスです。

だからこそ責任の所在をはっきりとさせることで求職者が自発的に努力することが出来、結果的にミスマッチの無い、企業にとっても企業価値向上につながる仕事ができるのだと思っています。

良くないケースは『何かあったらすぐ相談してくださいね』というような求職者に対して甘やかしを行うことです。

求職者はもう20歳を過ぎた良い大人です。職場が変われば人間関係や、仕事のことで多大なストレスを抱えます。

その時にすぐに人材紹介会社に相談することを勧めてしまうと求職者の成長も、企業の成長も阻害することになります。

※もちろん社会常識上許されない法令違反をしている企業であった場合は別ですが。

最後に

昨今色々なビジネスにおいてカスタマーサクセスは重要視されています。

ビジネスによってカスタマーサクセスの形も意味も変わると思っています。

特に人材紹介事業のようなヒトのセンシティブな部分を扱う仕事においては、求職者の為を思いのめりこみ過ぎてしまう営業マンも多いです。

しかし、単に相手が喜ぶことをしても、それがヒトの成長、企業の成長につながっているのかを今一度考えてみてもよいと思います。

成長には痛みが伴う。

以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部

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