漫画感想文~進撃の巨人~
この谷田部の流儀では割と真面目なビジネスの話を多くお届けしておりますが、たまには息抜きの投稿をさせてください。
私は、子供のころから漫画が大好きでした。大人になった今でも大好きです。最近読み終わった進撃の巨人という漫画の感想を書いていきたいと思います。
こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。
本日の谷田部の流儀は、【漫画感想文~進撃の巨人~】について書きたいと思います。
本投稿を読んでほしい方は以下の通りです。
・マンガ好きな方
・善悪をはっきりと区別してしまう方
進撃の巨人とは?
圧倒的な力を持つ巨人とそれに抗う人間達との戦いを描いたダーク・ファンタジー漫画。『別冊少年マガジン』(講談社)で2009年9月9日発売の10月号(創刊号)から連載を開始し、2021年4月9日発売の5月号をもって完結した。
ちょうど私が大学生の時に連載が始まり今年まで続いていたので、長寿漫画といえるのではないでしょうか。
北欧神話とガリバー旅行記
進撃の巨人には、巨人や巨大樹、世界を隔てる壁等の北欧神話をベースとした世界観を基とした設定があり、その中で人種の違い(巨人・人間)による差別や偏見、戦争や、迫害等の人間の愚かな部分が描かれています。
この人間的な部分についてはガリバー旅行記にも通じるのではないかと思います。
※ガリバー旅行記にも小人の世界や巨人の世界という表現で人間の差別意識などが表現されています。
少年漫画にありがちな、正義と悪がはっきりと分かれた話ではなく、どちらも正義でありどちらも悪である世の中の本質を衝いたかなり重たい内容です。
正義とは?
この漫画で考えさせられた内容としては、正義という言葉の意味とはどのようなものなのかという事です。
普通の漫画では主人公は正義で、相手方は悪であることが基本です。(所謂水戸黄門)
しかし、進撃の巨人では後半になると、主人公が悪役、相手方が正義というような立場が逆転するようになります。
つまり、現実でもそうですが、絶対の正義というものはなく、という事は絶対の悪もない。それは常に相対的なものであるがゆえに世界は残酷であるというメッセージが印象的です。
最後に
この漫画では一方的な主観で正義と悪を決めつけて物事を進めるのではなく、常に両社の中にある正義とは何なのか?この行いは正義なのか悪なのかという点について漫画だからこそコミカルに描けている秀作だと思います。
それいけアンパンマン、に出てくるアンパンマンとバイキンマン。どちらが正義でどちらが悪でしょうか?アンパンマンが正義でバイキンマンが本当に悪なのでしょうか?
この問いに答えが出ない方は是非進撃の巨人を見てみると良いのではないでしょうか。
以上です。
またよろしくお願いいたします。
株式会社クロコ 谷田部
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