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谷田部の読書感想文【現場のプロから学ぶSEO技術バイブル】

私は普段、ビジネス関連や、小説を好んで読んでいますが、今回はとある事情がありSEO関連の技術書を読むことになりました。

結論めちゃくちゃ面白かったので、マーケター以外の方も是非読んでみてほしい1冊です。

こんにちは、株式会社クロコという会社を経営しております谷田部といいます。
2020年7月に会社を作り、人材にかかわる仕事をしております。

本書を読むきっかけ、背景

1年以上携わっている、コンサルティングのプロジェクトで、『谷田部さんSEOの事わかります?アドバイスしてほしいんですけど』という一言がきっかけで本書を読むこととなりました。

私は営業が本職なので、SEOについては無知です。

マーケティングについてはある程度理解しておりますが、SEOというのは正直全く知識0でした。

学び

皆さんは、SEOという言葉を聞くとどのような印象を持ちますか?

・検索順位を上げるための施策でしょ?
・色々なコンテンツを用意する事でしょ?
・なんかよくわからん・・・

正直私は上記のような考えでした。

結果、この本を読み、SEOを専門で仕事にしている友人に話を聞いて、出た答えとしては、『SEO=ビジネスの本質に近づく行為』という気づきでした。

SEOの本来的な目的は、ユーザーフレンドリーなサイト構築を表裏一体で実装することで、訪問者やGoogle等誰が見ても『みんなが使いやすいサイトを目指す』という共通認識があるからです。

昨今のビジネスはネット内で完結することが増えてきており、昔のように店舗を構えて店先で人を呼び込むなんてことはほとんどなくなりました。

つまり、皆が使いやすいサイトをGoogleが評価し、またセッション・CVという数値で訪問者が評価することで、どのサイトが技術的にも民意的にも評価されるのかが可視化出来る時代になったからです。

だからこそ、ビジネスの本質(顧客満足と利益の最大化)に近づくためには、SEOという観点は非常に重要だという事が本書を読むと丁寧に書かれています。

読んでほしい人

既にマーケティングの部署やSEOに携わっている方には既知の内容だと思いますし、専門で業務をやられている方には内容は薄いと思います。

しかし、私のように営業職の人間は絶対に読んだ方が良い内容だと思いました。

理由としては、今の時代、単に口が上手い営業マンに価値はなく、本当に価値のあるビジネスマンとは、『自らお客様を捕まえることが出来、その後お客様をファンにすることが出来る人間』であるからです。

その時、お客様に自分を見つけてもらうためには、SEOという観点が必要不可欠だからです。

最後に

これまで、私は文系の人間だからエンジニアリングなどは到底できないと思い込んでいました。

しかし、SEOの関わるITエンジニアの分野はビジネスに直結しているので、ビジネスが判る人間が携わることで化学反応が起こる分野なのではないかと感じました。

5時間くらいで読めますので、興味ある方、是非読んでみてください。

以上、またよろしくお願いいたします。

株式会社クロコ 谷田部

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