【タイ旅行記】森羅万象を描いた天井画があるワット・パクナムへ。実物はSNSより映えていた?
ワット・パクナムはMRTバンパイ駅から徒歩12分の場所にある寺院です。
2012年に天井がオーロラのように輝く仏塔が完成し、SNSへの投稿がきっかけとなり、人気の寺院となりました。
タイの三大寺院(ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルン)から、少し離れた場所にありますが、行ってよかった!
観光地であり地元の人の生活圏
MRTバンパイ駅からワット・パクナムに向かうまで道は通学路になっていて、地元の人の生活の一部を垣間見ることができました。
トタン屋根の家、その隣に咲く鮮やかな黄色い花。なんでもない風景にも目を奪われます。
さて、ワット・パクナムの裏手には「パシーチャルン運河」があります。
ワットはお寺、パクナムは河口。つまりワット・パクナムは「河口にあるお寺」という意味なんです。
運河の名残には橋がかけられ、ここを渡るとワット・パクナムはすぐそこ。
橋を渡った先には色鮮やかなウォールアート。思わずシャッターを切ります。
道なりに進むと二手に分かれる道があり、左は本堂と大仏様、右は天井画のある大理石製の白い仏塔があります。
本堂では猫や犬がそこらへんで寝そべっています。起こさないように、そーっとカメラを向けてみました。
大仏塔の中はまるで博物館のよう
5階建ての大仏塔は敷地内の右奥にあります。
僕が行ったときは補修工事中だったのか、塔内は窓から入る明かりのみで、ところどころに立入禁止の柵がありました。
でも、そんな薄暗さが黄金に輝く仏像の神秘的な雰囲気を引き立たせていました。
補修工事中だからこそ、手作業で壁を塗り直す様子を見ることができました。
森羅万象を描いた天井画があるフロアへ
目的の天井画がある5階へ。フロアの中央にあるのはエメラルドに輝くガラス製の仏舎利奉安塔(お釈迦さまの遺骨を納める塔)。
それを囲むように菩薩樹の麓で座禅を組む28体の仏さまが描かれています。
つい見逃しがちですが、円周にもきれいな装飾が施されています。
各所の装飾は実物を見てはじめて、その緻密さがわかります。
SNSにアップされる写真って、そのほとんどが加工されていて1.5割増くらい"映え"ていますよね。
でも、ワット・パクナムの天井画はきれいなエメラルド色をしていて、写真そのままの景色が広がっています。
それでいて入場無料だから行く価値あり!
三大寺院巡りから足を伸ばして、ぜひ行ってみてくださいね。
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