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【タイ旅行記】涅槃像のあるワット・ポーへ。同じ仏教でもお寺の造りにこんなにも違いがあるのか。

日本とタイ。同じ仏教なのに、お寺の造りの違いがおもしろいなぁ。

旅行ガイドブックを見て、そう思った僕はタイ旅行の予定に「寺院巡りをする」と書き加えました。

最寄り駅はMRTサナームチャイ駅。
そこから徒歩でワット・ポーへ向かいます。

涅槃像のあるワット・ポーへ

ワット・ポーは巨大な涅槃像がある寺院です。

涅槃とは、お釈迦さまが弟子に見守られ、息を引き取ったときの姿を表しています。

全長45m、高さ15mの涅槃像は全身が映らないほど巨大です。

足側から広角モードで取るとギリギリ全身が写るかな?

いい感じの画角を探して、みなさんもチャレンジしてみてください😄

足裏の螺鈿細工に見惚れる

涅槃像の足の裏には仏教の世界観を表した108の図が美しい螺鈿細工によって描かれています。

螺鈿細工は貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法です。

足の指紋一つひとつにも丁寧に装飾が施されているのがわかるでしょうか。

長さ5m、高さ1.5mの巨大な足の裏に描かれた絵は、まるでホログラムのようにキラキラと輝き、美しく、緻密でずっと見ていたくなるほどでした。

礼拝堂の外にも見どころいっぱい

涅槃像がある礼拝堂はワット・ポーの一番奥。

そこにたどり着くまでにも、たくさんの仏塔や仏像があり、思わずカメラを向けたくなる景色があります。

「WELCOME TO WATPHO」は涅槃像がある礼拝堂を出てすぐのところ。ここで1枚撮っておきたいですね。

寺院の中には、さまざまなポーズをした仏様がいます。

これはヨガに似たタイ式健康法「ルーシーダットン」のポーズだそうです。

組み体操みたいな二人一組でおこなうポーズもあり、同じポーズで写真を撮るとおもしろいと思いますよ。

日本のお寺は瓦屋根で、木造の本堂。全体的に灰色、茶色、青銅色で厳かな雰囲気ですよね。

一方でタイの寺院は金の装飾が施され「豪華絢爛」の言葉がぴったりなほど色鮮やかで、きらびやかでした。

日本の仏像は中国やベトナムなどの北方を経由して伝わった「大乗仏教(だいじょうぶっきょう)」

タイの仏教はスリランカ、ビルマ、カンボジア、ラオスなどの南方を経由して伝わった「上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)」

同じ仏教でも系統が異なるそうです。それがお寺の造りの違いにも現れているのでしょうか。

仏教は奥が深いなぁ……。


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