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理不尽な経験がメンタルを強くする

先日、ある経営者の方と話している時に「部下や後輩の教育」についての話題になりました。「かわいい子には旅をさせよ」と言いますが、せまい檻のなかで囲うのではなく、いろいろな事にチャレンジさせるのがいいよねって結論に。

そこで今回は「理不尽な経験がメンタルを強くする」ってお話しです。

01 | 世の中は理不尽なことばかり

僕は基本的に「性善説」を信じてるのですが、実際に身の回りで起きていることって、理不尽なことばかり。それは誰かが「悪意」を持ってやっている訳ではなくて、お互いの「正義」がぶつかることで起きるものだと解釈しています。

理不尽なことが起きた時、対処の仕方によって結果はガラリと違ってきます。他人や状況のせいにするのは簡単ですが、何も状況が変わらないどころか、どんどん悪い方向へ向かっていくことでしょう。

経験とは、何が起こったかではなく、
起こったことにどう対処するかである。

こちらは海外の著名な誰かの名言ですが、今では僕の信条となっています。僕は能力が人よりも優れている訳ではないですが、ひと一倍のメンタルのタフさが売りのひとつ。まさに理不尽な経験で培ったものだと自負しています。

02 | 理不尽な経験がメンタルを強くする

たとえば野球部の頃。100人近く部員がいるバリバリの体育会系で育った僕は、嫌と言うほど理不尽な経験をしてきました。

1年生の練習初日。「イチローモデル」の新しいスパイクで意気揚々とグラウンドに飛び出した僕は、いきなり先輩に呼び出しを食らいました。「うちはミドルカットのスパイクは禁止だから、今すぐ脱げ」と、わずか数分でおニューのスパイクが没収されました(泣)

社会人になってから、最初に入ったのが広告の制作会社。忙しいことは覚悟のうえでしたが、タクシー帰りや、会社に寝泊りすることが増え、仲間が1人またひとりと、ドロップアウトしていくのを目の当たりにしました。

他にも例をあげたらキリがないですが、理不尽な経験をたくさんしてきて良かったと、今では心から思います。当時は必死で余裕はなかったですが、振り返ってみると、「あの経験があったおかげで強くなれた」ってことばかりです。

03 | 過去は変えられる

他人と過去は変えれないけど、自分と未来は変えれる

こちらも誰かの格言のひとつ。本当にそうだと思いますが、僕は「過去は変えれる」と信じています。正確に言うと、過去に対する自分の解釈を変えることができます。

過去はストーリー。自分の解釈ひとつで、カラフルにすることもできるし、グレーにすることもできます。他人や環境のせいにして、被害者意識でいることはある意味、ラクかもしれません。

でも一方で、いつも他人や周りの状況に振り回され続ける人生だとしたら、いったい誰のものなのでしょうか。

04 | まとめ

今回は、「理不尽な経験がメンタルを強くする」ってお話しをしました。

最近、20代の若い人から色々と相談されることが増えて、少し思うところがあったので、記事にしてみました。もちろん僕自身もさらに経験を積んで、鬼メンタルを手にしていきます!

最後に、僕が好きなこちらの歌詞で〆ます。

精一杯の努力とか一生懸命が
ちゃかされるこの時代にあえて宣言
固定観念や偏見  
コンプレックスさえも武器にして叫んで
いつの日かつかむはずの成功と栄光 
迷走し続け いざ行こう
過去の全ての失敗と失態を
「経験」と呼び直すためにある今日

昨日の Oh No は 明日の Yes 
 変えるのは君なのです 君なのです
コケるのは何度だってかまわないのです
昨日の Oh No は 明日の Yes 
変えるのは君なのです 君なのです
最後に笑っていればそれでいいのです

GAKU-MC「昨日のNo,明日のYes」

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