作家になるための解像度
作家になるための解像度
作家になるには、どのくらいの解像度で物事を知っていなければならないのだろう。
知り合いが、どうやら作家になりたいらしい。
そんな話を聞いて、ふと思ったのだった。
自分が体験していないことを書くのには、専門家レベルで物事を知って
理解していなければならない。
例えば、漫画の神様、手塚治虫先生は実際に医師免許も持っていた。
本当の医者が務まるほど医学に明るかったということだ。
先日私が読了した「君は医者になれない」という小説の作者、午鳥志季さんも
実際に医者として働いている。
私が仮に医療ものの小説やら漫画やらを描こうと思ったら、
医師免許が取れるくらい詳しくならないといけない、
詳しくないと、面白い作品が出来上がってこないだろう。
しかし、作家というのはすごいもので、実際に経験してなくても
その分野で傑作を作り上げたりするんだよな。
火車の宮部みゆき先生は破産するほど借金を背負ったことはないだろうし、
名探偵コナンの青山先生もきっと殺人事件の現場に居合わせたことなんて実際にはないはず。
調べに調べ尽くして、そこからストーリーを作り上げたんだろう。
作家になるためには、専門家になれるくらい、物事を調べ上げないといけないんだろうと思う。
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